ロケットニュース24

【防災の日】地震対策のため食器棚の落下防止バーを作って安心した私、翌日には『まだ全然ダメだ』と気づく

29分前

一度心配になってしまったら、ずっと気にしてしまう方だ。


少し前、大きな地震があった。その際、我が家の食器棚の上に置いてある酒類が「これ、大きな地震が来たら全部落ちてくるのでは……?」と急に怖くなった。


そこで私はホームセンターへ走り、材料を買い、食器棚の上に落下防止バーを自作した


これでひとまず安心。……と思っていたのだが、よくよく考えると、まだまだ甘い。

・考えれば考えるほど甘かった

まずは、棚の中の食器だ。もし大きな地震が来たら、棚の中の食器も揺れに合わせてズリズリと移動するだろう。


そして勢いがついた皿やコップが、西部劇のガンマンよろしく扉をバーン! とぶち破り、外へ飛び出してくる可能性だってある。


そうなったら大変。床には割れた食器が散乱。足の踏み場もない。危ない。何とかすべき。


さらに気になる場所がある。食器棚の下の、むき出しになっているスペースだ。

ここにはダイソーで買った200円のキャニスターをズラリと並べている。中に入っているのはコーヒー豆だったり、砂糖だったり、お茶だったり、その他もろもろ。その数、20個以上。


これも大きな地震が来たら、ズリズリズリズリ……とスライドして、そのまま床に落ちてくるのではないか。危ない。ここも何とかすべきであろう。


そしてもうひとつ。前回、食器棚の上に落下防止バーを取り付けた記事を書いたところ、実際に地震で被災した経験のある方からアドバイスをいただいた。


その方によると、地震の際に「電子レンジが滑り落ちた」という。


で、電子レンジが……!


考えてみれば、たしかに。食器や酒ばかり気にしていたが、電子レンジだって大きく揺れれば動く可能性がある。しかも重い。これが落ちてきたら相当に危険。


ということで、今回はAmazonで「滑り止めシート」と「耐震マット」を買ってみた。



・作業開始!

まずは滑り止めシートから。やることは、説明するまでもないほど単純だ。


食器を全部出す。


滑り止めシートを棚のサイズに合わせて切って敷く。


食器を戻す。以上!

幸いにも、購入した滑り止めシートの幅が棚の奥行きとほぼピッタリだったので、簡単に敷くことができた。


食器棚の2段。さらにキャニスターを並べているスペースにも敷いた。そして念には念を入れ、先日落下防止バーを取り付けた食器棚上部の「お酒スペース」にも滑り止めシートを敷いておいた。


落下防止バー + 滑り止めシート。もちろん完璧ではないだろう。だが、何もしないよりはマシなはず。たぶん。本当に、たぶん……。


すべては、“その時” になってみないとわからない。



そして電子レンジ。こちらには、ぷにぷにとしたジェル状の耐震マットを敷いてみた。


電子レンジの下にセットしてみると……


おお。


かなりガチッと固定された感がある。もちろん「これなら絶対に落ちません!」なんてことは言えない。


地震の揺れ方も強さも分からないし、想定を超える地震が来ればどうなるかなんて分からない。


ただ、何もしていなかった時と比べれば、明らかに動きにくくなった。少なくとも「ちょっと揺れただけでズルッと滑る」という感じではない。


これはやっておいてよかった気がする。


とはいえ──。


ここまでやってみたものの、まだまだ完璧ではないと思う。探せば、対策すべき場所はいくらでも出てくるだろう。テレビは? 棚は? 冷蔵庫は?……と考え始めたらキリがない。


一度心配になってしまったら、ずっと気にしてしまう私の性格上、このままでは家中のあらゆる物を固定しかねない。


ただ、地震対策というのは、このあたりの「さじ加減」が非常に難しい気もする。


完璧を目指せば目指すほど安全には近づくのかもしれないが、その一方で、普段の生活がどんどん不便になってしまう可能性もある。


毎日使うものまでガチガチに固定したら、それはそれで生活しにくい。


安全と日常生活のバランス。


そこをどこまでやるのか。


ひとまず我が家における食器棚の場合は、


「食器棚上部に落下防止バー」
「棚の中に滑り止めシート」
「キャニスターの下にも滑り止めシート」
「酒類の下にも滑り止めシート」
「電子レンジに耐震マット」


ここまでやった。とりあえず、今はこれでいいかな……と思っている。


地震なんて来ないでほしい。ただ、日本に住んでいる以上「もう二度と大きな地震は来ないだろう」と考えるわけにもいかない。


いつか来るかもしれない。


だからこそ、普段の生活を壊さない程度に、できることだけでもやっておく。


今回の滑り止めシートと耐震マットも、そのひとつ。


これらが本当に役立ったのかどうか。


できることなら、一生わからないままでいてほしい。


執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24

▼こんな感じで作業しました。

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