
日本最大級のコリアンタウンである新大久保に行ったなら、キムチを買って帰りたいと思う人も多いかもしれない。しかし、ここで生じるのが「どこで買えばよいかわからない」問題だ。
そこで今回は、新大久保の代表的な韓国系スーパー4店舗で白菜キムチを購入して食べ比べてみた。それぞれ異なる個性があったので、買う際の参考にしてもらえると嬉しい。
・お店によってどう違う?
新大久保には韓国の食品やお惣菜、日用品などを取り扱うスーパーが充実している。その中から韓国広場、チョンガーネ、トップマート、ソウル市場の4店舗で白菜キムチを購入した。さっそくそれぞれの特徴を紹介していこう。
①韓国広場
厳密には、新店舗として2024年にオープンした「韓国広場PLUS」。4種類の中ではいちばん酸味や辛味が控えめで、浅漬けに似たようなあっさりとした味わい。いっぽうで、「アミの塩辛」が使われていることからエビのような甲殻類系の強い風味が感じられる。
製造者:イオタ
内容量:150g
価格:324円のところセールで313円
辛さ ★☆☆
酸味 ☆☆☆
濃厚さ ☆☆☆
②チョンガーネ
唐辛子の辛さはけっこう強めだが、酸味はあまり感じない。アミの塩辛同様、キムチ作りの定番調味料として知られるいわしエキスが使われており、魚醤のような旨味がガツンと強く出ている。
製造者:百珍物産
内容量:220g
価格:375円
辛さ ★★☆
酸味 ☆☆☆
濃厚さ ★☆☆
③トップマート
見た目は4種類の中でいちばん鮮やかな赤色をしているが、強烈な辛さはなく、角の取れたまろやかな味わい。白菜は大きめにカットされており、シャキシャキしていてみずみずしい。
加工者:TOPmart
内容量:400g
価格:702円
辛さ ★☆☆
酸味 ★☆☆
濃厚さ ★★☆
④ソウル市場
4種類の中でダントツに味が濃厚。甘みもあるが、後からジワジワと唐辛子の辛さがやってくる。魚醤の旨味やごまの風味も強く感じられる。日本人が想像するキムチの味にいちばん近いかもしれない。
製造者 ハッピー食品
内容量 400g
価格:753円
辛さ ★★★
酸味 ☆☆☆
濃厚さ ★★★
・お気に入りを見つけてみて!
以上、4種類を比較してみた。「★」の付き具合からもわかるように、同じ白菜キムチでも店によってかなり特徴が異なることが見てとれるかと思う。
といっても、「★」が多いほどおいしいというわけではなく、どれが気に入るかはそれぞれの好みの問題。個人的な話をすると、私は韓国広場のあっさりめなキムチが好きで、新大久保で買うときはもっぱらここである。
そして、どれも酸味が少ないのは、作られてから日が経っておらずフレッシュだからというのが大きい。日が経つにつれて熟成され、酸味が増え、コクが増していくのが普通だ。こうした味の変化も、発酵食品であるキムチならではの楽しみ方と言える。
この中で、皆さんの好みに合いそうな白菜キムチはあった? どこで買っていいか迷うという方は、今回の記事を参考にお気に入りを探してみては?
参考リンク:韓国広場、チョンガーネ、Instagram @topmartshinjuku、Instagram @seoulichiba
執筆:鷺ノ宮やよい
Photo:Rocketnews24