
ちょっと、うちのドラセナの話をしてもいいですか。
観葉植物のドラセナです。
我が家では、もはや「御神木」と言っても過言ではない存在。ものすごい存在感を放ちながら、家の中心に鎮座している我が家のシンボル、「御神木ドラセナ様」である。
そんなドラセナが、数カ月前になんと花を咲かせた。
これには本当に驚いたので、写真も交えながらご報告したい。他にもいろいろあるのだが、まずは花の話から。
・異変は突然
ある日、ふと見たら蕾ができていた。(2026年4月30日)
本当に突然だった。
その前日には確実に無かった。1日で蕾が現れたと言っても、まったく大げさではない。
それくらい、とんでもない成長力なのである。
ちなみにドラセナの花が咲くのは非常に珍しく、5〜10年に一度、あるいは数十年に一度しか開花しないとも言われているとかなんだとか。
さすが我が家の御神木、人生(木生)のすべてを謳歌しようとしているのだろう。
・すさまじい成長力
そして蕾ができてからの成長っぷりも半端じゃなかった。(5月2日〜12日くらい)
どんどん、どんどん伸びていく。
「1日10センチ」と言ったら言い過ぎかもしれない。でも5センチなら堅い。それくらいの勢いで伸びていった。
「いつ咲くんだ、いつ咲くんだ」と待っていたら、その日は突然やってきた。
・ついに咲いた!
家に帰ると、とんでもない香りが部屋中に漂っていたのである。(5月13日)
噂には聞いていた。「ドラセナの花は香りが強い」と。
「これか!」と思った。自分の中では、ちょっとした異臭騒ぎ。
たしかにものすごく香る。でも嫌な匂いではない。
どんな香りかというと……百合を何倍にも濃縮したような香りだ。
もし普通の百合がポケモンだとしたら、レベル100まで育てきって最終進化した百合。それがドラセナの花の香り、とでも言えば伝わるだろうか。
あとで調べてみると、ドラセナは花を咲かせるのにものすごいエネルギーを使うらしく、その後に調子を崩してしまうことも多いという。
「そんなに無理しなくていいのに……」
私はそう思った。
それでもドラセナは、どうしても花を咲かせたかったらしい。
・夜にだけ魅せる姿
ちなみにドラセナの花が咲くのは、夜のみ。
昼の間、花は閉じていて、香りもしない。夜になるとブワワワッと咲き乱れ、フェロモンにも似た強い香りを放つのだ。
その姿やタイミングは、妖艶かつ、ロマンチック。いや、エロティックですらあった。
「私は、生きている」
そう言っているかのような、生命力に満ち溢れたふるまいだった。
・5日で枯れた
約5日ほど、美しく、力強く、かつエネルギッシュに咲き乱れたあと、花は静かに枯れた。(5月18日)
ちなみに花は、ベタベタした蜜のような液体を大量に垂らす。
なので私は、花が終わるとすぐに剪定した。
その後のドラセナは、やはり少し元気がないように見えた。
「パワーを使い果たしたぜ……」
そんな雰囲気を漂わせていたのである。
・全精力を使った感
葉っぱの一部も茶色くなり始めた。
私は茶色くなった部分を見つけるたびにハサミで切り、毎日様子を見守った。
すると、やがて元気を取り戻してきた。
以前ほど恐ろしい成長スピードではないものの、「生き返った」という感じがした。
……と思っていたら。
・大復活
今度はまた、上へ上へと伸び始めたのである。(7月10日)
新しい芽が出たと思ったら、またとんでもないスピードで成長し、どんどん天井へ向かっている。
前回、花を咲かせた影響で幹は少し傾いてしまっている。
それなのに、その傾いた状態のまま、また天井を目指して伸び続けているのだ。
恐ろしい生命力である。
ドラセナは「幸福の木」と呼ばれている。
だが私は違う。
これは「生命の木」だと思っている。
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24
▼満開時のドラセナ。こんなに大きな木、さぞ高価だっただろう……と思いの人もいるかもしれないが、
▼4年前はこの程度の大きさだった。
▼6年前なんてこうだ。