
日本で最も有名な餃子の街と言えば、ご存じ「宇都宮」だ。実は浜松の方が餃子の消費量が多い年もあるそうだが「宇都宮」が餃子を愛し、餃子に愛された街であることに変わりはない。
2026年7月、その宇都宮の人気餃子店が東京に新店舗をオープンしたという。それだけなら特に気にならないのだが、何でもその店の餃子は「まるでステーキのような餃子」らしいのだ。ス、ステーキだと……?
・バリロン
東京に新店舗をオープンした宇都宮の人気店は、その名も『餃子といえば芭莉龍』という。芭莉龍は「バリロン」と読むらしく、宇都宮の他には東京駅構内にも出店しているようだ。
宇都宮の1号店は過去に食べログ百名店にも選出された人気店である一方で、公式発表によれば単なる餃子屋ではなく「餃子を主役にしたネオ居酒屋」とのことである。
・ステーキ?
その芭莉龍の名物が店内の工房で作る自家製の手包み餃子で「まるでステーキのような餃子」なんだとか。餃子とステーキは異種格闘技戦すぎる気もしないが、それでも百名店ならば信じるしかない。
グルメ界隈において「果物のようなトマト」「チーズのような豆腐」くらいまではすんなり入って来るが「まるでステーキのような餃子」とはどんな餃子なのか? 確かめるしかあるまい。
・茅場町
というわけで『餃子といえば芭莉龍』がオープンした茅場町へ。お店は東京メトロ茅場町駅から徒歩3分ほどのところにあり、外観と内装は餃子屋というよりお洒落なダイニングバーといった雰囲気だ。
注文したのはランチセットで、メインに名物の「焼き餃子」が3個 or 6個付いてくるスタイル。餃子3個付きのランチセットは1298円で、餃子6個付きが1628円であった(焼き餃子6個の単品価格は858円)。
で、しばししてやってきたのは注文した「水餃子セット + 焼き餃子6個」……ではなく「牛だし太旨麺」の餃子6個セット。水餃子も味見してみたかったが、牛だし太旨麺も美味しかったのでオールOKとしておこう。
・実食
さて、肝心の「まるでステーキのような餃子」は、パッと見普通の焼き餃子である。見た目にステーキ感は皆無だが、実際に食べてみると……なるほど。
使用されていたのはサイコロ状のコロコロした肉で、おそらくこれが “まるでステーキのような” の正体なのだろう。確かに餃子としては異例のサイズで、肉の存在感はかなりあった。
「まあステーキではないよね」と思ったことはさておき、その肉と生姜が効いた餃子は確かにウマい。お店の雰囲気も相まって「お洒落な味の餃子」という印象を受けた。
・ステーキではないけれど
結果「まるでステーキのような餃子」の正体は「コロコロしたサイコロ肉を使用した餃子」で、さすが宇都宮の人気店……といったところだろうか? かなり個性的な餃子でありながらも、しっかり美味しかったのはさすがだ。
なお、オープンして間もないのに店員さんの接客が素晴らしく “仕上がっている感” を強く感じたこともお伝えしておく。宇都宮まで行かずとも本場の味が楽しめるので、餃子好きの人はぜひどうぞ。
・今回訪問した店舗の情報
店名 餃子といえば芭莉龍 茅場町店
住所 東京都中央区新川1-1-7 GEMS茅場町1階
時間 月火水木土11:00~22:30 / 金11:00~23:00
定休日 日曜日
参考リンク:PR TIMES
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.
▼刀削麺のような食感の「牛だし太旨麺」もウマかった。