
昨年、私(あひるねこ)を含む多くのファンの心をわしづかみにした串カツ田中の『無限ニンニクホルモン串』。
販売終了後は『無限土手みそホルモン串』『無限柚子ぽん酢ホルモン串』へとバトンが渡されたものの、私は「もうあのニンニクには会えないのか……」という喪失感に苛まれていた。
ところが2026年7月1日、『無限ニンニクホルモン串』がまさかの復活! さらに新作『無限スパイスホルモン串』まで登場したのである。
こうなったらもう、両方食べ比べるしかないだろう。
・帰ってきた初代無限串
というわけで最寄りの串カツ田中にやって来た。カウンター席に着くと、目の前のPOPにはしっかり「復活」の文字が刻まれている。
今回発売されたのは『無限ニンニクホルモン串』と『無限スパイスホルモン串』の2種類。どちらも価格は1本55円(税込)だ。
もちろん初代ファンとしては『無限ニンニク』一択……なのだが、『無限スパイス』なる新作も気になるところ。そこで両方5本ずつ注文してみた。
生ビールとお通しのキャベツで、静かにその時を待つ。すると数分後……。
き、来た……!
・王の帰還
約半年ぶりの再会となった『無限ニンニクホルモン串』。ニンニクをこれでもかと凝縮したような濃厚ソースは、やはり他の串では代替不可能。
一口食べるたびに、衣とニンニク、そしてホルモンの豪快な旨みがガツンと駆け巡る。
前作の『土手みそ』や『柚子ぽん酢』も決して悪くはなかったが、やはりこれが頭一つ抜けている印象だ。相変わらずの酒泥棒である。
・新作の実力
では続いて新作の『無限スパイスホルモン串』。正直に言うと食べる前は「まあ、ニンニクには勝てんだろ」と高をくくっていた。
そして実際に食べてみた結論から言っても、これ単体で「ニンニクよりウマい!」というほどではない。
ただ、両者は同じホルモン串でも性格がまるで異なる。
『無限ニンニク』がわかりやすくニンニクたっぷりな甘辛な味付けなのに対し、『無限スパイス』は複数のハーブと香辛料をブレンドしているらしく、スパイシーでパンチが効いていると同時に、どこか複層的な味わいだ。
そして思っていた以上に辛い。『無限ニンニク』がディープな「甘」なら、『無限スパイス』はドライな「辛」である。
・二つで完成する無限
『無限ニンニク』を食べると、『無限スパイス』の「辛」が欲しくなる。そこで『無限スパイス』を食べると、今度は『無限ニンニク』の「甘」が欲しくなる。止まらない。まさに無限。
私は最初、様子見で各5本ずつ頼んだのだが、気づけば追加でまた5本ずつ注文していた。なぜなら両者は完全に「ニコイチ」の存在。
同じ本数を頼まないと、「甘」と「辛」のローテーションにズレが生じるのだ。
『無限ニンニク』→ ハイボール →『無限スパイス』。あるいは『無限ニンニク』→ レモンサワー →『無限スパイス』。滞在中、私はひたすらこの魔の三角食べを繰り返したのだった。
新作『無限スパイスホルモン串』は、王者『無限ニンニクホルモン串』と並んでツートップを張れるポテンシャルを秘めた、実に良き相棒だった。
注文する際はどちらか片方ではなく、本数を揃えて頼むことをおすすめしたい。片翼だけでは、この無限は完成しないのだから。
参考リンク:串カツ田中
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
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▼無限串との組み合わせはコスパ最強。