
マクドナルドの期間限定『グランドフライ』が今年も登場した。ポテトMサイズの約1.7倍という巨大サイズだが、昨年から価格が10円値上がりしている(税込490円~)。
果たして実際の量はどうなっているのか? そもそも本当に1.7倍なのか? そこで再び『グランドフライ』を複数購入し、重さを量って2026年版の実力を検証してみた。
・消えた公式データ
さっそく計量……の前に、皆さんに一つお伝えしておきたいことがある。実は現在、マクドナルドの公式サイトから「標準製品重量」の表記が消えてしまっているのだ。
昨年5月の時点ではポテトのグラム数が記載されていたのだが、今は公式の重さを知る術がない。ならばどうするか? 我々が自ら量るしかないだろう。というわけで、さっそく計量していきたい。
・いざ計量
買ってきたのは、2026年5月20日発売の『グランドフライ』4個と、基準となる『マックフライポテト Mサイズ』1個だ。
容器の重さ(Mサイズ7.0g、グランドサイズ11.0g)を総重量から引いた、ポテトだけの重さはそれぞれ以下の通りである。
ポテトM:126.5g
グランドフライA:224.0g
グランドフライB:232.5g
グランドフライC:224.0g
グランドフライD:235.5g
この結果から、『グランドフライ』4個の平均重量(ポテトのみ)を計算すると以下のようになる。
(224.0g+232.5g+224.0g+235.5g)÷4=229.0g
・本当に1.7倍か?
さて、ここで気になるのが「Mサイズの約1.7倍」という宣伝文句だ。
今回実測したMサイズの重量(ポテトのみ)は126.5g。この数値を基準に計算すると、1.7倍は約215gになる。
しかし、実際の『グランドフライ』の平均は約229.0gだった。つまり実測値で比較すると、今年の『グランドフライ』はMサイズの約1.81倍も入っていたことになるのだ!
看板に偽りなし。少なくとも今回計測した範囲では、公式の謳い文句にかなり近いボリュームだった。
では、昨年のデータと比較するとどうだろう。私(あひるねこ)は2025年5月にも同様の検証を行っており、その時の『グランドフライ』の平均重量は約233.1gだった。
今年(2026年)の平均は229.0gなので……おや? 10円値上がりしたのに、去年より約4g減っている……? これはちょっと残念な結果。そう思った人はいないだろうか?
ちょっと待ってほしい。話はこれで終わらないのだ。
・驚きの技術
先ほど「公式サイトから標準製品重量の表記が消えた」と書いたが、昨年公開されていたデータによれば、ポテトMサイズの標準重量は135gだった。
この数値を基に、『グランドフライ』の本来あるべき重量。つまりMサイズの1.7倍を計算してみると……。
135g×1.7倍=229.5g
──お分かりいただけただろうか? そう、今年の平均値(229.0g)は、マニュアル上の数値(229.5g)と、たったの0.5g差しかないのである!
つまり去年より少し減ったように見えて、実は4個の平均値で見ると、約1.7倍にかなり近い数値だったのだ。
担当したのはバイトリーダーか? 社員か? それとも店長か? とても手作業とは思えない。もはや職人芸と呼ぶべき精度である。
10円値上がりはしたものの、今年はクルーの方の素晴らしい盛り付け技術を目の当たりにすることができたので大満足だった。
『グランドフライ』は6月中旬まで販売予定となっている。グランドレベルの満足感を求める人は、今年も忘れずチェックしてみてほしい。
参考リンク:マクドナルド
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
▼『グランドフライ』の価格は、昨年から10円アップの税込490円~となっているが、私が購入した都内の店舗では税込550円だった。参考までに。