
ラーメン二郎を起源とするいわゆる “二郎系” の存在は、いよいよ大手飲食チェーン店も無視できなくなったらしい。というのも、現在全国のバーミヤンにて『バミ郎』なるラーメンが発売されているのだ。
かつてはラーメン業界のアウトロー的なポジションだった二郎系ラーメンが、まさか全国チェーンのバーミヤンに登場するとは。ある意味で歴史的なトピックではないだろうか?
・フェアメニュー
現在、全国のバーミヤンで開催中のフェア「背脂 夏の陣」のメインメニューの1つとして登場しているのが『厚切り焼豚のバミ郎そば』である。
メニュー表には「極太ワシワシ麺」「もやし300グラム」「豚の旨味が活きた濃厚醤油スープ」などなど、二郎系を連想させるワードがズラリと並んでおり「にんにくアリなし」「背脂増し」等にも対応しているようだ。
・マシ盛り推奨
『厚切り焼豚のバミ郎そば』の単品価格は989円で、マシ盛りが1199円。店員さんによるとデフォルトとマシ盛りの違いは「煮タマゴの有無・焼豚と野菜の量」とのことであった。
インスパイア系も含め、めちゃめちゃ二郎系を食べまくっているワケではないものの『バミ郎』は非常に気になるところ。というわけで、バーミヤンに急行した。
・いざバミ郎
今回注文したのは「マシ盛り」で、見た目は確かに二郎系っぽいような? ……が、麺はいわゆる二郎系の平打ち麺では無く、ラーメン店でいうところの中太~極太くらいの麺であった。
さっそく食べてみると……なるほど、わかったかもしれない。スープは豚骨醤油系で、口当たりは非常にオイリー。バーミヤンにしてはかなり攻めたスープと言っていいだろう。
麺もワシワシと思ったよりも食べ応えがあり「なんとか二郎系に寄せよう」という心意気は伝わって来た。「何系ラーメンなのか?」と聞かれたら、迷いつつも「二郎系……かな?」と答えるしかない。
一方で、ガチの二郎系や二郎インスパイア系を愛する方が『バミ郎』を食べたら、やはり物足りなく感じるハズ。荒々しさや無骨な旨味は小さくない違いを感じたので「食べやすーい二郎系」といったところだろうか?
・プレデビュー向き
つまり本系の二郎系が「ジャイアン」だとすると、バミ郎は「きれいなジャイアン」といった感じ。それでもジャイアンはジャイアンなので、二郎系を召し上がったことがない方にとっては相当ヘビーな一杯であろう。
その昔、私自身もそうだったが “初二郎” は緊張を伴いがちなもの。その点、バミ郎なら手を出しやすい人も多いのではないだろうか? 二郎系の入口としてバミ郎は十分アリな一杯と感じた次第だ。
というわけで、なんだかんだ二郎系や二郎インスパイア系をまだ召し上がったことがない方は『バミ郎』でプレデビューするのもいいかもしれない。その際、せっかくなら『マシ盛り』がオススメだ。
参考リンク:バーミヤン
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.