
私(佐藤)は日頃、よく水を買う。自販機で毎日1本は必ず買っている。水筒を持ち歩けば良いのだが、持って出るのを忘れて、つい買うクセがついてしまっている。そのため、日々自販機と向き合うタイミングがある。先日も埼玉を訪ねた際に利用しようと思ったら、見慣れぬ飲み物を発見した。
「飲むヨーグレット」だと!? ヨーグレットと言えばヨーグルト風味のお菓子じゃなかったっけな? それを飲み物にしたのか。本当にヨーグレットの味がするのかな? 飲んでみたら、これはヨーグレットというより、ヨーグルッペではないのか?
・飲むヨーグレット!?
「ヨーグレット」とは、1979年に発売されたタブレット(錠剤)型のお菓子である。私も子どもの頃から駄菓子屋でよく見かけたものだ。近年はグミやフリスクなどの傾向型の菓子が、以前よりも広く浸透している影響で、再び認知が上がっているのだとか。
製造は長野県の「アトリオン製菓株式会社」である。飲むヨーグレットは2026年3月より販売を開始しており、そのニュースリリースによると、名前の由来は同社の間で諸説あるのだとか。
「ヨーグルトとタブレットを掛け合わせた説」、「ヨーグルトとガレットを掛け合わせた説」など。私は前者の方が有力と睨んでいる……。
さて、商品の裏書をよく見ると、1日の目安が記されていた。1日18粒、そんなにたくさん食べるの!? 1箱18粒入っているから、つまり毎日1箱買わないといけないな……。
ちなみに原材料には濃縮ヨーグルトペースト・ヨーグルトパウダー・ビフィズス菌などが入っており、しっかりとヨーグルトにまつわるものが入っている。
子どもながらに薬感覚で食べていたことが思い出される。発売開始から約50年を経てもずっと変わらない味だ。
・これはヨーグルッペ?
一方の飲むヨーグレットはサントリーの自販機で発見した。
見慣れたラインナップの中に、いつもの自販機では見ないものがある。それが飲むヨーグレットだ。3月に発売が始まっていたとは全然知らなかった。
さっそく1本購入。販売価格は税込140円、元祖ヨーグレットも税別140円なので、ほぼ同じ価格ということになる。
ボトルの裏面にはヨーグレットの説明が記載されている。元祖を知らない人もいるかもしれないよな、とくに若い人は。
こちらはヨーグルトに関する材料は入っていなさそうだ。しかし乳酸カルシウムと酸味料で、味を再現しているのだろう。なお、この商品にはカルシウム53mg(元祖は1箱で300mg)入っているそうだ。
では実際に飲んでみましょう。本当にヨーグレットしているのかな?
う~ん、ほのかな甘さと酸味、ヨーグレットに当たらずとも遠からずといったところだろうか? それよりも私は脳裏に「ヨーグルッペ」が浮かんだ。
ヨーグルッペとは宮崎県の「南日本酪農協同株式会社」の乳酸菌飲料だ。同社は北海道に子会社(日高乳業)を持っている関係で、九州・北海道でお馴染みの飲みものなのである。
島根(中国地方)出身の私がなぜそれを知っているかというと、高校時代に購買で売っていたからだ。なぜあの頃、島根でも買えたかは不明だ。
とにかく、飲むヨーグレットはヨーグルッペに近い。ヨーグルッペを知る人には、ぜひ飲むヨーグレットを飲んで欲しい。きっと納得してもらえるはずである。あれはヨーグルッペだ。
参考リンク:サントリーニュースリリース(PDF)、ヨーグルッペ
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24