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パンの中に麺! 吉村家監修のランチパック「家系豚骨醤油ラーメン風」を食べてみたら、家系というよりテリヤキ系で混乱した

約1時間前

山崎製パンの人気シリーズ「ランチパック」にだいぶ攻めている新商品が登場した。2026年5月1日に発売された、その名も『家系豚骨醤油ラーメン風』だ。

監修は家系ラーメン総本山の「吉村家」。豚骨醤油ラーメン風フィリングに加え、なんと麺までパンに挟み込んでいるという。

しかし実際に食べてみたところ、家系というよりはテリヤキ系の味わいだったため報告したい。

・家系がランチパックに

日本経済新聞によると、吉村家コラボのランチパックは2016年、2019年、2021年にも販売されており、今回で4度目だという。関東圏や長野県、静岡県の一部で6月末まで販売を予定しているそうだ。

私(あひるねこ)はというと完全に初見で、スーパーでたまたま発見し、思わずカゴに放り込んでしまった。


家系ラーメン味の商品自体は珍しくないが、さすがにランチパック化は想像の埒外。なぜラーメンをパンにしてしまったのか? 開発担当者の中に筋金入りの家系マニアがいたとしか思えない。


さっそくパッケージを開封してみた。見た目はいつもの白いパンだ。しかし半分にカットしてみると……。


──本当に麺が入っている。豚骨醤油風のフィリングの中に、短くカットされた中華麺がしっかりと確認できた。焼きそばパンならまだしも、ラーメンがパンに挟まっている光景はどう考えても普通ではない。

家系ラーメン側も、まさか転生してランチパックになるとは夢にも思わなかっただろう。新手のラノベのような展開である。


・実食

さあ、果たして味はどうなっているのか。家系ラーメン特有の、あの濃厚な豚骨醤油スープを想像しながら一口かじってみたところ……。


結論から述べると、これは “家系ラーメンではない何か” だ。たしかに醤油ベースではあるものの、家系とは別物という気がする。あえて表現するなら、テリヤキ系の甘めな味付けか。

正直なところ、ラーメンの気配はあまり感じられなかった。特に、家系ラーメンの特徴の一つである鶏油(チーユ)の味わいが決定的に足りていない印象だ。原材料には鶏油と書いてあるのだけど。


こういう味の総菜パンだと思えば別に悪くはないが、家系ラーメンを期待して食べると拍子抜けするかもしれない。



・薄れていく記憶

あまりにも予想と違う味が口に広がるため、咀嚼を続けるうちに私の脳も徐々に混乱してきた。

具体的に言うと、家系ラーメンの味を忘れつつある。そもそも家系ラーメンって何だっけ? 私の舌に深く刻み込まれていたはずの家系の刻印が、ものすごいスピードで薄れていくかのようだ。


もはや家系ラーメンの顔が思い出せない。


誤解のないように言っておくと、決してマズいわけではない。このランチパックの実体は家系ラーメンに憧れている謎の惣菜パンであって、家系ラーメンの代替品にはなり得ないのだ。



食べ終わった後、私の中に湧き上がってきたのは「今すぐ本物の家系ラーメンを摂取して、記憶を取り戻したい」という強烈な渇望であった。

ある意味、ユーザーをラーメン屋へと向かわせる最強の起爆剤と言えるかもしれない。

このランチパックを試す時は、周辺に家系ラーメンの店舗があるかあらかじめ確認しておくといいだろう。食べ終わった後、気がついたらあなたはその暖簾をくぐっているはずだ。

参考リンク:山崎製パン日本経済新聞
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼『ランチパック(家系豚骨醤油ラーメン風)』の中身はこんな感じ。短くカットされた中華麺と、刻みチャーシューが確認できる。

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