
信用取引はやめとけ。株をやっているとそんなことをよく言われる。信用取引って何かと言うと、証券会社からお金を借りて株式を買ったり、株券を借りてそれを売ったりすることだ。
自分の持ってるお金より大きい額を動かせる信用取引。そんな信用取引において、よく「ヤバイ」と言われるのが追証(おいしょう)というシステムなんだけど……正直、やらかしました。追証、発生しちゃった。
・追証とは
追証は追加証拠金の略。信用取引は借金と前述したけど、担保を預けることで最大約3.3倍までの額の株式の取引が可能となる。で、そうやって保有した建玉を維持するために、保証金を残しとかないといけないんだけど、株価の変動などで、この保証金が最低保証金率を下回った時に発生するのが追証だ。
ややこしいと思うんだけど、シンプルに言うと読んで字のごとく追加で入金する証拠金。あくまで最低保証金の率を維持するために入金するものだから、もしむっちゃ信用取引で保有していて暴落とかしたら追証が高額になる場合がある。暴落も1日で戻せばまだいいけど、2日3日と下がれば下がるほど追証も続いていくことになるのがヤバイと言われる部分だ。
・強制決済までいっちゃった
ちなみに、私が利用している楽天証券では、追証は発生日の翌々営業日の正午までに入金・振替または建玉の決済による解消をしなければならない。もし、これができなかった場合は、保有株が強制決済となる。
で、今回私(中澤)がやらかしたのは追証どころか、強制決済までいってしまったこと。っていうか、気づいたのが完全に強制決済された後だった。2026年5月1日、朝起きて楽天証券アプリを開いたら、信用で買い建てていた株がきれいさっぱり無くなっていたのだ。
・追証額は
売ったっけ? いや、絶対に売ってない。なぜなら、信用建玉一覧を見ることすら前回建玉を確認した時以来だからだ。そう考えると怖くなってきた。そこで楽天証券に問い合わせたところ、追証が発生して未納だったため強制決済されたことが判明したわけである。
そう言われ確認してみると、確かに楽天証券から「追証発生してます」的なメールのお知らせが届いていた。全然気づかんかった。楽天証券マイページの「追証・不足金」の項目にも追証の額が追加されている。その請求金額、110円。
・恥ずかしい
しょぼすぎてオペレーターさんが教えてくれるのを聞いてるのすら恥ずかしかった。全然今から払いたいんですけど。ただ、株はすでに受け渡し済みだし後の祭りすぎる。請求通知日は4月23日で4月27日の正午に期限を迎えていた。見てなさすぎだろ、俺!
なぜこうなってしまったかと言うと1つは少額だったから。購入していたのは一株1371円のカバー株200株で無期限だった。別に普通に購入できる範囲なんだけど、無期限の信用取引を知るために購入したものなので放置気味だったのである。
ちなみに、楽天証券の場合、最低保証金率は20パーセント。5月の決算前に上がったら売るかくらいの気持ちで持ってて、今日株価が上がっていたので売ろうかと思って見たらすでになかったわけだ。
・この後どうなるのか聞いてみた
しかし、これくらいの額であっても追証からの強制決済って事象自体が不安。この後どうなるの? そこでオペレーターさんに聞いてみたところ、「追証分は強制決済で解消済みになっているのでこの件は解決してます。次から気をつけてくださいね」とのことだった。確かに414円利益が出てる。
414円て。重ね重ね悲しくなる額であった。いや、少額で良かったと言うべきか。元本以上の負債になった場合、強制決済後も不足金が発生し続けるリスクもあるわだし。
そんなわけで、長期で持ってもいいかくらいの気持ちだったためやっちまった今回の件。追証が発生したら楽天証券のマイページにも表示されるし、登録メールアドレスに連絡も来るので、証券会社からのメールはちゃんとチェックしよう。まあ、信用取引で大きく勝負をしている人はメンタル的にこんなポンは犯さないと思うけど。
参考リンク:楽天証券「追証(=追加証拠金)とは?」
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
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