
どうやら松屋がひっそりと、甘い世界へ手を伸ばそうとしているらしい。というのも、2026年4月下旬からの店舗限定メニューとして『Matsuシェイク』の販売を開始しているからだ。
実は最近まで「豆乳プリン」も店舗限定で販売していた松屋。今後の展開次第では「スイーツの松屋」なんて呼ばれる日が来る……のかもしれない。
・スイーツの松屋へ
日本最大級の牛丼チェーン店にして定食チェーン店として知られる松屋。最近、都心の店舗ではインバウンド客も非常に多く見かけるので、世界的認知度も徐々に高まっているのだろう。
これまで牛めしやカレーのみならず、世界各地の名物料理を商品化してきた松屋だが、次なる一手は「スイーツ」なのだろうか? 2026年4月28日時点で松屋は全国5店舗で『Matsuシェイク』を販売している。
・5店舗限定
「松」を「Matsu」にしたところでオシャレになるとは思えないことはさておき、過去の経緯からすると『Matsuシェイク』はテスト販売の可能性が高い。5店舗は異例の少なさだが、こちらは設備的な問題なのだろう。
さて、松屋が「甘い松屋、解禁」とキャッチコピーを銘打った『Matsuシェイク』はどれほどの完成度なのか? それを確かめるため都内唯一の販売店「足立六町店」へと足を運んだ。
・味は3種類
その『Matsuシェイク』は「バニラ(S 180円 / M 240円)」「バニラ&ストロベリー(S 290円 / M 350円)」「バニラ&チョコ・ココアクッキー(S 320円 / M 380円)」の3種類が用意されていた。
いずれもベースは「バニラ」でありトッピングでバリエーションを出す戦法のようだ。つまりマックシェイクのように「シェイクそのものの味が違う」ということではないらしい。
んで、3つのシェイクのSサイズを注文すること数分。やってきたのはお洒落なフォントで「Matsu Shake」と書かれた専用のカップに入ったシェイクである。まあ見た目的には「シェイク」以外の感想はない。
・実食
さっそく「バニラ」から飲んでみると、こちらも「バニラ味のシェイク」以外の感想は絞り出しづらい。特に濃厚でもなければ薄くもない「スタンダードなバニラシェイク」といったところだろうか?
ストロベリーは酸味が加わる分やや印象が違ったが、こちらも「想定通りの味」というのが正直なところ。スプーンも付いているため、ソフトクリームとして楽しめる点は松屋ならではかもしれない。
だがしかし「チョコ・ココアクッキー」はかなり個性的! というのも、クッキーの量がハンパねえ!! ストローで飲むと大量のクッキーが吸い込まれるのは当然として、終盤までクッキーがゴロゴロ生き残っていたのには驚いた。
テスト販売だと仮定すると「単なるオペレーションミス」の可能性は否めないが、豪快なまでのクッキーのボリュームは「松屋らしい」と言えるのではないだろうか? 3種類の中では際立って個性的なシェイクであった。
・全国販売なるか?
総じて松屋がシェイクを全国展開したところで、若年層の大行列を生むタイプではないかもしれない。一方で、おっさんたちが「ついでにMatsuシェイク」はそれなりの需要が見込める可能性も低くはないだろう。
全てはテスト販売の結果次第ではあるが、松屋がスイーツに興味を示していることは間違いあるまい。仮にシェイクを全国展開するならば、ビビるほどクッキーが入った「バニラ&チョコ・ココアクッキー」に注目だ。
参考リンク:松屋
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.
▼3種類のMatsuシェイク。チョコクッキーの量がバグってた。