
日本各地の定番土産で、その地方にしか店舗が無いタイプのものに対し、都民が向ける視線はとても熱い。551の豚まんや赤福が催事で出店する度に長蛇の列ができることからも明らかだ。
札幌の定番土産「ノースマン」も、その一角。今まで東京では催事でしか買えなかったが、2026年4月24日から東京駅に店舗が期間限定オープン!
大盛況だった現地の様子と、新商品「生ノースマン 抹茶」の美味さをお伝えする。
・待機列
ということで、やってまいりました。ただ今の時刻は午前7時過ぎ。東京駅にオープンした「ノースマン」は、八重洲中央口の改札を入ったところにございます。9月中旬頃までの出店を予定しているそう。
そちらに目を向けると、この通り。平日早朝にもかかわらず行列ができており、オープン早々に現地では整理券を配布するスタイルが採用された。
私も先に整理券を貰ってきたのだが、購入待機列に並べるのは8時とのことだった。平日の朝7時なら余裕だろうと楽観視していたが、よもやこれほどとは。
人混みの外から、整理券を片手に混雑の様子を撮影していると、数人から「整理券どこで貰えるんですか?」と聞かれた。他にも整理券を貰いに行く人は途切れず、大盛況とみて間違いないだろう。
一度離脱し、8時まで駅の外で待機して戻ってきても人混みは相変わらずであった。最終的に8時20分に購入完了。待ち時間の目安にしていただきたい。
・6品
ノースマンJR東京駅店で販売されるのは、以下の6品。
・「生ノースマン」 4個入 1280円
・「生ノースマン チョコレート」 4個入 1580円
・「生ノースマン 抹茶」 4個入 1580円
・「ノースマン」 5個入り 1100円
・「ノースマン」 8個入り 1750円
・「ノースマン アソート」 8個入り 1750円
この他に手提げ袋は1枚20円で、保冷バッグは1枚150円だ。通常のノースマンは紙袋で問題ないそうだが、「生ノースマン」は冷凍されている。持ち帰るまである程度時間がかかる場合は、保冷バッグを購入か、持参すべきだろう。
・生ノースマン
「ノースマン」とは、小豆あんをパイ生地で包んだお菓子。そして「生ノースマン」はそこに生クリームを入れたもの。
今回購入してきたのは、4月24日からの新作「生ノースマン 抹茶」。現時点では東京駅のほか、新千歳空港と北海道本舗 総合土産店からしか買えないもよう。大丸札幌店では5月1日から取り扱うようだ。
この時は日が照っており、持ち帰るまで3時間かかることを考慮して保冷バッグにしてもらったが、もしかしたら紙袋でも大丈夫だったかもしれない。
「生ノースマン」は紙の箱の中で保冷力の在りそうな袋に包まれ、その中には保冷剤が3つも同封されていた。手厚い仕様だ。
購入時は凍っていたはずだが、ちょうどいい具合に解凍されていた。もし凍ったままだった場合は、冷蔵庫で解凍するのが推奨だそう。
この時点で素晴らしいのは、パイ生地からとても香ばしい焼かれた生地特有の香りがすることだ。また、手に持った感覚で生地がクリスピーな質感を維持していることがわかるのも好印象。湿気っていない。
うまい具合に半分にしたかったが、サクサクのパイ生地が破れ、中に注入されていたクリームがあふれ出て崩れてしまった。
私の経験上、クリームが封入された菓子で、クリームが溢れるせいでうまく切れないものは、常に素晴らしい。それは基本的に、クリームがたっぷり詰まっていることを意味するからだ。
食べてみると、この新作が間違いない人気を獲得するであろうことが確信できた。香りと手に持った段階で明らかだった生地のサクサク感は、口にしても期待を裏切ることは無かった。
いや、むしろ期待以上だったと言っていい。外側は優しくクリスピー、内側は程よくしっとりの二面性を持っていることが明らかになったからだ。
そして抹茶あんと抹茶クリームだ。まず抹茶あんが、ちゃんと苦みを持っている。そして濃い。ただ甘いだけのスイーツ抹茶ではない。
そして葉の香りが豊かな抹茶クリーム! きっと、通常のノースマンに慣れた層でも、この新作の魅力には抗えないだろう。
北海道のレジェンド級銘菓ではあるが、東京駅で今最も注目すべき土産は「生ノースマン 抹茶」かもしれない。東京土産にいかがでしょう。
参考リンク:ノースマン
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.