
コンビニ業界4位の「ミニストップ」は、2026年2月期連結決算で56億円の最終赤字であることを発表した。通期業績で3期連続で最終赤字。昨年8月に発覚した消費期限の偽装が影響しているものと見られる。
この発表を受けて、SNS上では「ミニストップを救いたい」というハッシュタグを付けた投稿が相次いでいる。1980年の創業から40年以上が経ち、なくてはならない存在と考える利用者も少なくないようだ。
そこで私(佐藤)も救いたいとの思いから、ミニストップならではのアレンジをひとつしたい。それが「北海道ウェーブポテトしあわせバタ~」を「北海道ミルクソフト」にディップするというものだ。美味しいのでぜひマネして頂きたい。
・ちょっと違うね、ミニストップ♪
私とミニストップの出会いはそれほど遠くない過去……。といっても今から20年前くらいになるだろうか。郷里島根にはミニストップはなく、上京した30代で初めてその存在を知り、当時勤めていた外苑前のレストラン近くにお店があって頻繁に利用していた。
その頃「ちょっと違うね、ミニストップ♪」というテーマソングがあって、お店に入る度にそれを聞いてスッカリ記憶に刷り込まれてしまった。あの当時は「聞き飽きた」と思っていたが、最近はアレが流れていなくて寂しい……。
・ミニソフがある
さて、そのミニストップの経営状況がヤバいらしい。冒頭にもお伝えした通りに赤字で、国内の店舗数は2025年3月時点で1846店舗だったのが、今年2月の段階で1793店舗に減少したとのこと。1年の間に全国で約50店舗が閉店している。
イオングループなので易々となくなるとは考えにくいのだが、それでもファンなら不安になる状況であることは否めない。「#ミニストップを救いたい」と投稿されるのもムリはないだろう。
経営状況は厳しく、コンビニ大手3社よりも存在は薄い。しかしミニストップにしかない個性的な商品も少なくない。その代表がソフトクリーム。長年愛されており、商品へのこだわりと実績はたしかだ。
その証に、ミニストップのソフトクリーム専門ブランド「ミニソフ(MINISOF)」が誕生したほど。
トップ3社との隔たりは大きいが、自社商品から独立ブランドを生み出したミニストップ。業績や店舗数では測れない強みが、まだ残されている。
・ソフト+ポテト
そんなミニストップの美味しいソフトクリームをさらに美味しくするためのアレンジを、今日は特別にお教えしよう。
アレンジはポテトをソフトクリームにディップするというもの。「北海道ミルクソフトクリーム」(税別320円)と、4月10日から発売開始となった「北海道ウェーブポテト しあわせバタ~」(税別348円)をそれぞれ注文する。
実のところ、ミニストップのソフトクリームは昨年4月にそれまでの「バニラソフト」から刷新された。新しくなったソフトクリームは北海道十勝産の生乳を使用しており、ミルク感がアップしている。
生まれ変わって以来、私が食べるのは初めてのこと。久しぶりなんだよね、ミニストップを利用するのも。
ちなみにこの日、同行していた編集部のGO羽鳥は「ごほうびソフトチョコバナナ」(税別500円)を注文した。味の感想については今回の記事の主旨と異なるので、割愛させて頂く。彼いわく「めっちゃバナナ」らしい。
どちらのソフトも「食べるスプ―ン」がついている。これはスプーン状のコーンでそのまま食べられる。こんなものまで付くようになったとは知らなかったな。
そのまま食っちゃいたい気持ちになるが、ちょっとガマン。先にポテトを仕上げなければならない。購入直後のポテトはバターの風味をまとっていない。皮つき厚切りのウェーブカット、そのままでもホクホクして美味しいのだが「しあわせバタ~」できていない状態だ。
これを専用の袋に入れて、付属のパウダーを放り込み、袋をシャカシャカ! して味をつけるのである。
ポテトが仕上がったところで1枚取り出して、ソフトクリームにディップ!
食べると、ほんのり温かいポテトと冷たいソフト。パウダーをまとった塩気の強いほっくりポテトと、コク深くて甘い濃厚なソフトクリーム。この2つの温度・食感・味の違いをひと口で楽しめる上質なスイーツに変貌を遂げた。
もちろん、別々に食べても十分に美味しい。だが、味の足し算によって、もう1歩高いレベルの美味しさに到達できるのである。1度食べると、クセになって続けざまにポテトをディップしてしまう中毒性がある。とくにパウダーが濃い部分に当たると、塩味も甘味も飛躍的に増して感じられるぞ。
ミニストップはこれからどうなるのだろうか? 先のことはわからないけど、他のチェーンにはない強みがあるので、それを活かして業績が回復してくれることを願っている。
・今回訪問した店舗の情報
店名 ミニストップ 高円寺南2丁目店
住所 東京都杉並区高円寺南2丁目14-13
時間 24時間
参考リンク:ミニストップ[1、2]、TBS NEWS DIG
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24