
男なら一度は夢見る下剋上。身ひとつで大阪から上京した私(中澤)としては、東京で一旗揚げるというのが夢である。しかし、以前の記事で公開した通り、ミュージシャンとしての収入は少ない。
成り上がりてえなあ。そう考えていたところ、JASRACの会長を見かけたので「どうやったら会長になれるのか」聞いてみた。僕は会長になれますかァァァアアア!?
・飲み会にいた
2026年4月1日付けでJASRACの会長が変わったことをご存知だろうか。朝日新聞とか毎日新聞が報じてるんだけど、新会長は石原信一先生で、放送作家、フリーライターを経て作詞家へと転身した人らしい。
私も一応JASRAC正会員だからニュースでは知ってたんだけど、私レベルの木っ端になるとトップが誰であろうと関係ない。会うこともないだろう。と思いきや、飲み会にいた。
・新聞に載ってた人おるやんけ
以前地下アイドルの仕事を一緒にやった作曲家のエンドウ.さんになんか蕎麦会があると誘われて、蕎麦好きだからほいほい参加してみたら、石原信一会長もいたのである。そんなわけでせっかくだから会長と飲んでみた。
──どうも、正会員の中澤です。石原さんが会長になったのは4月からでしたっけ?
石原信一「うん、昨日から会長」
──昨日から会長(笑) 会長ってどうやってなるんですか?
石原信一「選挙だね。JASRACの正会員の選挙で選ばれます」
──その選挙は出るのに条件とかあるんですか? 例えば、僕でも出られるもんなんですかね?
石原信一「会長選に出る場合、まず正会員の推薦状が40枚以上必要です。正会員の皆さんから推薦状を40枚いただいて、立候補届けを出すと候補になるという形だね。中澤さんも正会員だから、推薦状が40枚集まったら出られます」
──なるほど。でも自分事としてリアルに想定すると、JASRAC正会員から推薦状40枚集めるのってなかなか大変そうですね。
・立候補するまで
石原信一「そうだねえ。今回も3人予定してたんだけど、1人推薦状が取れなくて、結果候補2人の選挙になったから」
──推薦状をもらうために何かするもんなんですか?
石原信一「お願いする。黙ってても推薦状って来ないから、私を推薦してくださいってお願いする必要があるね」
──推薦状もらうのって知られてないと厳しいんですかね?
石原信一「そうねえ、全然知らない人から推薦してくださいって言われても、『あなたのこと知らないもん』とはなるよね」
──じゃあ、僕が会長になるためにはどうしたらいいですか?
石原信一「まず推薦状を40枚集めるかなあ」
──推薦状を40枚集めるためにまず最初の一歩やるべきことは何かありますかね?
石原信一「それは、『私はこんな会長になりますよ』みたいなマニフェストなりが見えないと推薦されるほどにはならないよね」
──そのマニフェストってどうやって示したり伝えたりするものなんですか?
石原信一「それは人によるね。まず、文章にしたり、SNSで発信する人もいる。私の場合は、色々な団体の活動なども通して信任を得られた証だと思ってます」
・私は会長になれるか聞いてみた
──なるほど。その後、立候補者の投票があって選出になるわけですね。
石原信一「投票受付は紙とオンラインでできます」
──そういうの来たな、そういや。
石原信一「え!? 投票してないの!?」
──いやしたした! ……気がする。
石原信一「気がするって!?」
──僕は会長になれると思いますか?
石原信一「そりゃわかんないよ~!」
石原信一「何を根拠にその人に投票するかって、投票者によって事情が違うもんねえ。マニフェストに共感できるから投票する人も、若い人だから投票する人もいる。色んな理由があるから、どうすればというのは一概にはお答えできません」
──ありがとうございました!
話してみたら意外とくだけたキャラをしていた石原信一会長。JASRAC会長の任期は2年なので、向こう2年はこの人がJASRAC会長のはず。今後JASRACがどう変わっていくかに注目したい。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
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