
現在、日本で最も流行しているグルメはおそらく「麻辣湯(まーらーたん)」であろう。特に大手の「楊国福麻辣湯」などは、都心部に矢継ぎ早に出店している印象だ。美味しいもんね、楊国福麻辣湯。
それはさておき、その麻辣湯の波は我らがリンガーハットにも押し寄せていた。つい先日、リンガーハットの前を通りかかると『麻婆なすの麻辣湯ちゃんぽん』の文字が。こ、これは……?
・絶好調、麻辣湯
かねてから麻辣湯が大好きな方からすれば「今さら?」という気がするだろうが、ここ半年ほどの麻辣湯ブームはすごいものがある。やはり新語・流行語大賞にノミネートされたことが大きかったのだろう。
コンビニやファミレスでも麻辣湯関連の商品が多く登場し、先日はセブンイレブンから「七宝麻辣湯監修 冷凍麻辣湯」が発売された。家ではなかなか再現できない味である以上、しばらく麻辣湯ブームが続きそうな気配だ。
・店舗限定
さて、その波に乗ろうとしているのがリンガーハットで期間限定 & 店舗限定で『麻婆なすの麻辣湯ちゃんぽん(1280円、一部店舗では1300円)』を販売している。一部店舗限定ということは「テスト販売」の側面もあるのかもしれない。
専門店ではないリンガーハットの麻辣湯が美味しければ、麻辣湯ブームに乗り切れていない人や、もっと手軽に麻辣湯を楽しみたい人にとって朗報であるハズ。というわけで『麻婆なすの麻辣湯ちゃんぽん』を食べてみることにした。
・スープが本格派
で、注文からしばしして到着した『麻婆なすの麻辣湯ちゃんぽん』には、専用のラー油が付いている。つまり唐辛子の辛さ「辣(ラー)」については、お好みで調整可能というワケだ。
さっそくまずはスープから飲んでみると……お! 意外と麻辣湯してる!! というか、麻辣湯! 麻辣湯にしかない独特な花椒(ホアジャオ)の風味は、紛れもなく麻辣湯である。
ちゃんぽんのリンガーハットが、まさかここまで本格的な麻辣湯に寄せてくるとは……! 麻辣湯には様々な味の方向性があるが、リンガーハットのそれは「マイルドで食べやすい系の麻辣湯」であった。
・具は改良が必要か
これはかなりイイ……と言いたいところだが、具に関してはやや感想が違う。一般的な麻辣湯にナスが入っていることはほとんどなく、まずもってナスが浮いていた。
また残りの具はちゃんぽんとほぼ同様だったので、さほど “麻辣湯感” は得られない。完全に「スープが麻辣湯のちゃんぽん」といった印象だ。
逆に言えば具を麻辣湯に寄せればさらに麻辣湯感は強まるので、具に関しては「伸びしろしかない」と申し上げておこう。魚卵団子とか入ってたら一気に麻辣湯感がアップしそうだよね~。
総じてリンガーハットの『麻婆なすの麻辣湯ちゃんぽん』はスープがなかなかの本格派であるため「全国展開もありそう」というのが率直な感想だ。その際、具が麻辣湯寄りになっていれば尚良いのではないだろうか?
参考リンク:リンガーハット
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼麺は当然ながらちゃんぽん麺でした。アイデンティティ。