
本日2026年3月24日、サントリーから何やらヤバそうな新商品が発売された。その名も『ギルティ炭酸 NOPE(ノープ)』。
SNSの投稿が話題になっているのでご存じの方も多いと思う。人を食ったようなパッケージからは、どんな味なのかまったく想像できないが、実際に飲んでみて分かったことがある。
それは『NOPE』が容赦ない甘さに加え、フィレオフィッシュ級の超高カロリーまで備えた正真正銘のギルティ飲料ということだ。
・話題の新炭酸
サントリーによると、『NOPE』とは健康志向が強まる現代において、あえて濃厚な甘さと背徳感を追求した新ブランドだそうだ。身体的健康だけでなく精神的健康も目指す、解放としての炭酸飲料と言えるかもしれない。
パッケージにも書かれているように、なんと『NOPE』は完熟フルーツやスパイスなど、99種以上のフレーバーを掛け合わせて作られているという。さすがに混ぜすぎだろ。
これにより、複層的な香りと味わいを実現したとのこと。今のところどんな味なのか想像がつかない。
原材料を見ると、果糖ぶどう糖液糖の他にガラナエキス、さらにカフェインやナイアシンなどが含まれている。ジュースというよりはエナジードリンクに近いのかも?
グラスに注いでみると……。
コーラやドクターペッパーを思わせる色合いだ。きっとスパイシーでクセのある味なんだろう。ところが! 実際に飲んでみると、思っていたのと全然違った。
・見た目と味のギャップ
なかなか適切な形容詞が思いつかないが、真っ先に頭に浮かんだのはピーチ味のファンタやモンスターエナジーである。色からは想像できないくらいフルーティーで、まずそこに驚く。
炭酸はそこそこ強めで、ガツンとくる濃い甘みが特徴だ。フルーツのような爽やかな甘さではなく、エナジードリンク的などっしりとした容赦のない甘さとでも言うべきか。
あと思い出すのは、海外のとても食品とは思えない色をしたガムやキャンディーの類である。特にテープみたいに巻いてある長いガム、あれの味がする。
「99種以上のフレーバー」という話があったが、そこにあのガムが含まれていたとしても何ら不思議ではないだろう。むしろ入っていてほしい。
昼よりも夜。明るい屋外よりも暗い室内。『NOPE』が醸し出すケミカルでアンダーグラウンドな雰囲気は、より欲望を解放しやすいギルティなシチュエーションでこそ真価を発揮しそうだ。
先ほど「容赦のない甘さ」と書いたが、後味自体は意外にもすっきりしており、横に置いておくと、なんとなく手に取ってしまうようなバランスになっているあたりも実にギルティである。
おかげでこの記事を書きながらうっかり完飲してしまったのだが、ふと成分表示を見て震えが走った。
100mlあたりのエネルギー56kcal、炭水化物14.0gだと……?
・マック級のカロリー
このペットボトルは600mlなので、つまり1本飲んだら336kcalということになる。これが何に相当するか調べたところ、マクドナルドのフィレオフィッシュが1個あたり338kcalで、ほぼ同じ数値だった。
なんということだ……。私はフィレオフィッシュと同じカロリーを、ついうっかり摂取していたのか。うっかりじゃ済まされないだろ。たしかにこれは、名実ともにギルティ炭酸である。
パッケージや色からは味がまったく想像できない『NOPE』。物珍しさや意外な飲みやすさからゴクゴクいってしまう人も多いだろうが、忘れないでほしい。あなたがその手に持っているのは、罪そのものだということを。
参考リンク:サントリー、マクドナルド
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
▼600mlペットボトルの定価は税抜200円だが、近所のスーパーでは税抜98円だった。まさかの半額である。