
九州で圧倒的な人気を誇るインスタントラーメン・うまかっちゃん。発売から40年以上経っており、現地で食べたことない人はいないと言っても過言じゃない。
歴史が歴史だけに今じゃいろんな味があるのだが、なんと現在「久留米風」が期間限定で販売されている。そ、そんなの食べるしかなかろうもん!
2026年2月2日から販売されているうまかっちゃん「久留米風」。今回は5袋入りセットを600円で購入したが、店舗によって価格が前後する仕様で希望小売価格は680円(税抜)となっている。
さて、福岡県の久留米市はとんこつラーメン発祥の地とも言われており、特徴はスープの継ぎ足し製法である。これにより濃厚で強い豚骨の風味、そしてスープが泡立つのだが、うまかっちゃんでもそのあたりは再現されているのだろうか。
ちなみに製造しているハウス食品のリリース情報によると『久留米ラーメン特有の「脂泡」や「うま臭さ」も表現されており、この価格でこんなにおいしいラーメンを食べて良いのか?と心配になるほどの「旨さ」です』とのこと。めっちゃ言うやん。
それでは実際に食べてみよう。開封するとこんな感じで乾麺・粉末調味料・調味オイルの “いつもの” セットが入っていた。
あとは調理すること数分、うまかっちゃんなので何も難しいことはない。麺がほぐれて火を止め、粉末調味料を加えて器に移したら……うおおおお!! くっせえぇぇぇぇ!!!!
だが、それがいい。しっかり臭く、鼻からとんこつラーメンを感じられる仕様になっている……そう、これでこそ久留米ラーメンだ!
一にも二にも臭く、クリーミーな感じがしてコク深さもある。そしてスープが麺に絡みつき、しっかり残る後味も素晴らしい。
どちらかといえば振り切っているぶん、好き嫌いは分かれるかも。ただ、逆に強烈なとんこつラーメンが好きならブッ刺さるに違いない。
せっかくの新味なのでノーマルのうまかっちゃんと食べ比べてみたところ、結構な違いがあるように感じた。久留米風に対してノーマルは臭みを抑えられていて、さすがのウマさである。
長年培ってきた安定感がここにあり。久留米風に比べたらアッサリだから、とんこつラーメンながら食べやすく感じる人もいるのではないだろうか。
いずれにしても、久留米風はなかなかのパンチ力。そしてハイレベルな一杯に仕上がっている。
一杯あたり120円。この価格でこんなにおいしいラーメンを食べて良いのか? その自信、しかと感じた。
でもって、ここで1つ気になったのは、ガチ勢と食べ比べたらどう違うのかということ。そこで……
久留米の名店「大砲の昔ラーメン」を用意してみた。明星食品が作っていて、値段は390円。実に3倍以上の価格差があるが、これは……
大砲、いいなぁ……! どっちも程よく臭く、とんこつがバチコン効いているのだが、大砲の方が頭1つ抜けている。カップ麺ながら、しっかりと久留米ラーメンらしさとクセになる味が再現されていた。
まぁ値段のぶん……と言ったらそれまでかもだが、麺に関しても大砲がウマい。ともに細麺同士ではあるも、ちぎれ方が全然違ったのだ。
とはいえ、うまかっちゃんも戦えているのは確か。120円でこれならやっぱり優秀だ……と思っていたら、な、なんと!
ロピアで見かけた久留米風はなんと398円(5袋入り)で売られていた。つまりは1杯あたり79円。お店によっては破格で売っているから、いろんなところを覗いてみるのもいいかもしれない。
なお、久留米風が販売されている地域は九州、沖縄、山口とのこと。臭くても美味しいとんこつラーメンを食べたい人には猛烈オススメだ。
参考リンク:ハウス食品、ニュースリリース(PDF)
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.
▼原材料などはこんな感じ