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米高騰から1年。業務スーパーの最安米が安くなってる? 2026年3月の価格を1年前と比べてみた

昨日

昨年、日本中を席巻した令和のコメ騒動。米価格の高騰が連日取り沙汰され、対策でスーパーが輸入したアメリカ米や台湾米が話題となった。当時、検証記事で購入した各スーパーの最安米は、主に私(中澤)が責任を持って食べていたんだけど、ついに先日、在庫がなくなった。

そこで再び最安米を購入しに業務スーパーに行ってみることにした。それにしても米を買うのは久しぶり。結局米価格って安くなったの?

・コメ価格の現在

業務スーパーに登場したアメリカ産米「カルローズ」が脚光を浴びたのは2025年2月のこと。米高騰はこの段階ではまだ序盤で、夏にかけてどんどん高くなっていった。政府備蓄米が放出されてもその高騰は止まらず、不安だったことを覚えている。

ただ、そこから先どうなったかを知らない。記事在庫の米を消費してる間に、高騰の話題を聞かなくなったのである。むしろ、カルローズってまだ売ってるのかな? それくらいの気持ちで2026年3月4日、以前カルローズを発見した業務スーパーに行ってみたところ……

カルローズが5kgで税込3121.20円で販売されていた。ん? これは? 2025年2月時の価格と比べてみると……

2025年2月時はカルローズが5kgで税込3218.40円。すなわち、97.2円下がってる! やったァァァアアア!!

って97.2円かよ!!



・国産ブランド米は

前述の通り、2025年2月時点の価格はすでに米高騰が騒がれている価格である。上がってるよりはマシな結果とは言え、米騒動が終わって元に戻ったわけではなさそうだった。

なお、国内ブランド米で同じ商品があったものを比べてみると、宮城県産ひとめぼれ5kgは税込4309.20円から税込4633.20円になっていた。1年前から300円くらい上がってる。ブランド米が上がってることを考えると、話題にならなくなっただけのようにも感じた。

・最安の国産米の味

だが、その中に5kg税込3229.20円と圧倒的に安い国産米が販売されていた。名前は『大地のごほうび』。明らかに国産米の中で一番安いから今回はこれを購入してみた。

米袋の裏の原料玄米は国産10割、複数原料米。まあ、業務スーパーで一番安かった国産米だから当然ブレンド米ではあるけど、どんな味なんだろう? 炊いて食べてみたところ……

なるほど、国産であることは間違いないんだろうが、カルローズと同じくらいの価格という味ではある。国産米とは言え、モチッと感や甘みの足りなさは値段相応だ。

1年最安米を食べ続けてきた私からすると、白飯で食べると気にならないけど、牛丼とかカレーとか、かける系の食べ方をすると一気にシャバッとなることに注意が必要という感じ。白飯か炒飯で食べるのがオススメだ。



・ブランド米は高級ブランドへ

そんなわけで、米騒動から1年。米価格が下がったというより、上と下の溝が開いた気がした。ブランド米を気にせず食べられていた時代が懐かしくなる一方で、ブランドって本来信頼への対価があるものなので、ブランド力が伴っていればこの状態が正常なのかもしれない。

ゆえに、昨年よりはある種の落ち着きが感じられなくもない2026年の米事情。今後どうなっていくのかを見守っていきたい。

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼業務スーパー最安国産米『大地のごほうび』を食べてみた

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