
昨年、西友を買収した九州発祥のディスカウントストア「トライアル」。都内で勢力を伸ばしており、徐々にその名前が浸透してきている。
安さは当然として、注目したいのはプライベートブランド「おいしくなれ!」。先日冷凍炒飯をお伝えしたが、今回は冷凍食品コーナーに欠かせない餃子を取り上げたい。
トライアルの餃子は焼きタイプが2種類、水だと1種類で今回は前者を買ってみた。
1つめは「ご飯がすすむ!パリッと羽根つき餃子」。標準24個入りで値段は397円だった。
作るにあたり水・油は不要。とりあえず中身を取り出してみたら……オイオイ、この形状は!
この時点で味の素の餃子だと気づく人も多いのではないだろうか。本家が12個入りで213円(同じ店舗での価格)だったので、プライベートブランドの方が少しだけお得になる計算だ。
さて、味の素が製造している餃子だけに調理は簡単。かつキレイに焼き上げることができる。
そしてそのお味はというと結構な肉肉しさである。肉汁はあまり出ないながらパンチ力は抜群で、野菜の甘みなんて気にしないと言わんばかり!
方向性がハッキリしているとあって、そのまま食べても十分に濃い味付け。商品名にもあるように「ご飯」との相性はピッタリである。
あえて何かをつけて食べるならサッパリがオススメ。なんとなくで醤油を試してみたら肉の荒々しさと軽く喧嘩するような感じさえした上、ニンニクもそこそこ顔を出してきたから……
ポン酢あたりが正解だろう。とにかく肉肉しい餃子なので、どちらかといえば子どもやお酒を飲む人が好きそうな感じだった。
そしてもう1種類の餃子は「おいしくなれ!」の表記がなかったものの、商品棚に「トライアルカンパニー」と書いてあったので買ってみた。
群馬県の老舗・株式会社みまつ食品が製造しており、なんでも「あえてやさしい味わいに仕上げている」そうな。
こちらは30個入りで599円。先ほどの餃子に比べて少しだけ高くなる……そして作るにあたり水、油を用意する必要もあるが、結論からいえばその価値は十分にあった。しっかりウマいし使い勝手がいいのだ。
噛んだら肉汁が少し出て、餡がほどけるとキャベツのシャキッとした食感、野菜の甘みが口の中に広がっていく。
こうなってくるとそのまま食べてよしだし、何かつけて食べてもよし。味付けの選択肢をこちらにくれるから、世代を問わず幅広く好まれそうである。
ニンニク、生姜あたりもアクセント気味に少しだけ顔を出すくらいなのもまたよき。しかも、それでいながら……
焼きだけではなく水、そして揚げにも対応しているからとにかく使い勝手がよかった。夜食で水餃子を食べたいときとか重宝しそう。
ちなみにトライアルのHPによると、この餃子は食材を厳選し、キャベツの食感を損なわないよう製造当日にカットするなど丁寧に作っているらしい。どーりで甘さを感じるワケだ!
同じジャンルで複数種類を出しているのは、それすなわち力を入れているということ。餃子は味の違いがハッキリしていたし、幅広く味わってほしいという気持ちを感じ取れた。
いずれにしても、市販の冷凍餃子の中でかなり戦えていたトライアルのプライベートブランド。値段も安いことだし、まだまだその進撃は続きそうな気配である。
参考リンク:トライアル
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.
▼「ご飯がすすむ!パリッと羽根つき餃子」の原材料
▼優しい味の「ぎょうざ」はこんな感じ