
ハズレが少ないことから毎年人気の食品系の福袋。
私も毎年、いくつか楽しみにしている福袋があるのだが、そのひとつがウィーンの老舗お菓子メーカー「DEMEL(デメル)」のもの。
2024年、2025年、そして2026年と3年連続で購入しているのだが、中身はほとんど変わっていないのである。
それでも私はこの福袋を楽しみにしている。
・デメル ラッキーバッグ(4104円)
中に入っているのは以下の4種類のお菓子。
・フルフトショコラクーヘン(福袋限定品 約1600円?)
・クライネクーヘン4個入(約1080円)
・サワークッキー 15枚入(1188円)
・ソリッドチョコレート 4粒入(850円?)
この中では「フルフトショコラクーヘン」というパウンドケーキが福袋の限定品で、あとは定番の人気商品である。
実は円安の影響で2024年からジワジワと値上がりしている。
世界的にカカオが高騰しているのもあって仕方ないのだが、世知辛いな……。これからチョコのお菓子ってどんどん高級品になっていくのかも。おっと、暗くなってしまった。
・珍しいお菓子の数々
さて、中身が変わらないのになぜ私が毎年デメルの福袋を買うのか……それは、他にはない珍しいお菓子が食べられるからである。
冒頭でも伝えたが、デメルはオーストリア・ウィーンの老舗お菓子メーカー。しかも王室御用達で、パッケージも美しい。
オーストリアはドイツ語圏なので、フランスやイタリア、イギリスといった他のヨーロッパの国とは違ったお菓子が多い。そもそも「クライネクーヘン」とか「フルフトショコラクーヘン」名前だけ見てもどんなお菓子か分かりづらいと思う。
ネーミングが珍しいだけでなく、味も他とは一風変わっていて、唯一無二!
たとえば、この「クライネクーヘン」というお菓子。どっしりとしたパウンドケーキの中に、ガナッシュが入った焼き菓子なのだが……。
ココア風味の生地の中に、ラム酒が香るいちじくのプチプチ感があるチョコが入っていたり、ピスタチオ風味の生地の中にダークチェリーの酸味がきいたチョコが入っていたりする。これがまた美味しいのだ!
そして福袋で出会って以来、夢中になっているのが「サワークッキー」。こちらは塩気がきいたおつまみ風のクッキーである。
オニオンペッパー風味に、トマトバジル風味、スモークチーズ風味。どれもハーブの香りがしっかり効いていて、お酒にも合いそうな味。もちろん、甘いものの合間に口直しとして挟んでも美味しい。男女問わず大好評なので、よく手土産にもしている。
お正月限定のパウンドケーキ「フルフトショコラクーヘン」も個性的。シナモンががっつりきいたココア生地の中に、オレンジやナッツなどのドライフルーツがたっぷり入っている。
クリスマスの時期の定番となりつつある「シュトーレン」がココアケーキになったような味わいといえばいいのか。異国情緒が漂う味がするのだ。
デメルのお菓子は、一言で言えばどのお菓子もスパイスがきいてどっしりしている。どことなく、冬が似合うお菓子という気がする。日本で他に似たようなお菓子を作っているメーカーが思い浮かばないし、食べるたびにしみじみとこの味わいは唯一無二だなあと思う。
正月明け、おせちや和食に飽きたころ、異国情緒が漂うティータイムを楽しめる福袋とでもいえばいいだろうか。華やかなので、お正月のお客様に出すお茶請けとしてもピッタリだ。
デメルの美しいパッケージを見つめ、洋酒やハーブが香るお菓子に舌鼓を打ちながら、行ったこともない遠いウィーンを想う時間を私は毎年楽しみにしている。
参考リンク:デメル
執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.
▼食べたあともとっておきたくなる美しいパッケージも魅力!
▼「クライネクーヘン」のパッケージがリニューアルして華やかになっていた! 手土産好適品!
▼この説明を見ているだけで美味しそうなの、伝わります?
▼まるで秘密の宝物みたいなソリッドチョコ。口溶けが良いです
▼「フルフトショコラクーヘン」はホールで入ってるので食べ応えあり
▼「サワークッキー」は開けた瞬間、まるでオードブルみたいな香りがする!