
もうすぐ猫の日だ。猫の日は年に何回かあるし何度でもあった方が良いと個人的には思うけれども、日本の「猫の日実行委員会」が1987年に制定した記念日、2月22日が最も知られているだろう。
そんな訳で2月22日に向けて、あちらこちらで猫フェアが開催されている。久世福商店でも今年(2026)から、関連商品を発売するとのこと。さっそく全種購入して味わってみた。
・せんべいとお茶の相性が抜群
久世福商店では猫の日に先駆け、2026年2月4日から販売が始まっている。商品のラインアップとしては久世福商店らしく、ご飯のお供やおやつ系がメインだ。店を訪ねたところ、専用の棚が設けられていた。気合いを感じる。
どれか目についたものだけ買おうかとも思っていたが、いざ目の当たりにするとどれもこれも魅力的だったので、片っ端から買い物カゴに入れてしまった次第。そんなこんなで、さっそく順番に見ていこう。まずは形が目を引く「ねこせんべい(各540円)」だ。
こちら、形がしっかり猫。猫というのはもうそのフォルムからして可愛く、素晴らしい造形であると見るたびに思うが、その形をちゃんと再現している。茶色と白色と2種類用意されているところも嬉しい。我が家の猫たちにも見せてみたが、興味津々の様子だった。
気になる味はというと、ほっと落ち着くしょう油味。バリっとした噛み心地も良い。そう言えば、こういったスタンダードなおせんべいって、久しぶりに食べたかもしれない。白いほうは砂糖と、卵白をまぶしてある模様。茶色の方よりも、ほんのり甘い。
そしてこのせんべいに合わせたいのが「焼きりんごほうじ茶(800円)」だ。こちら、猫デザインの缶に入っているところが嬉しい。中にはティーバッグが3つ入っている。いそいそとお湯を注ぎ淹れてみると、香ばしいにおいが漂う。
飲めば不思議で、ベースはほうじ茶なんだけれどもほのかに林檎のまろやかさが。普段のほうじ茶とは違いややスモーキーさもあり、後味はどことなく焼き芋を食べた時の感じに似ている。この複雑さが、先ほどのシンプルなせんべいと、ぴったり合う。
いずれの見た目も良し、相性も良しで、せんべいとお茶とをセットにして手土産にするのも良さそうだ。そのほか、猫を型抜きできるところが楽しい「にゃんこバウム(594円)」もあり、こちらはまったりとしたココア味。
せんべいとは違い、猫の顔の表情まで描かれているので、若干の食べ辛さはあるが美味しい。これまたお茶との相性は言わずもがなである。
・難しいお絵かき
そして、ごはんのお供だ。まずは「究極のねこまんま(500円)」だ。かつおぶし3パックと、専用の醤油が付いている。米の上にかつおぶしを振りかけてみると、ふわっふわ。エアコンの優しい風で、吹き飛びそうになるほど薄くて繊細そう。
醤油をかけてしっとりさせ、米と一緒に食べれば、美味しくないわけがない。冗談抜きで、口の中で鰹節が溶けていった。1杯で、ご馳走を味わった気分である。おにぎりなど冷えた米にも馴染みそうだが、口溶けという点では温かい白米の方が堪能できるだろう。
そして最後に「五平餅(320円)」だ。一口サイズで、形が猫になっていて、こちらもまた可愛い! しっかり真空パックされていて、食べる直前にレンチンやオーブンで温めると、ふっくらとした仕上がりになる。
胡桃や胡麻をミックスした味噌ダレをつけて食べるのだが、味噌で餅に絵を描いて自分なりにアレンジできるところが魅力のひとつ。商品にはアレンジの参考例のようなものが写真で載せられているのだが、上手いこと猫の顔を描いたりしていて愛らしく仕上がっている。
よし、記者も我が家のかわいい猫たちの顔を思い浮かべつつ、餅に顔を描くぞと意気込んだのだが……袋から出る味噌ダレの量の微調整が難しく、上手くいかない。焼けば焦げ目がつくなどして、ごまかすことができるかなと期待したが、そんな都合の良い展開は待っておらず。
とんでもない化け猫が誕生してしまった。いや、猫であることが伝わるかどうかも怪しい。やはり味噌ダレの袋を開封する際、もう少し小さく切り口を入れるべきだったようだ。みなさんももし、お絵かきされる際は注意してほしい。
味はもちろん申し分のない美味しさで、もっちりとした米と甘みあるタレの相性は抜群。小ぶりであるので、2~3個ペロッといけそうだった。
最後の最後にやらかしてしまったが、そんなところも含めて楽しめた「久世福商店の猫の日」祭り。どれもこれも味は間違いない上に、猫愛に溢れていて大満足。ぜひ来年以降も継続してほしいと思える、素敵な企画だったぞ。
参考リンク:久世福商店
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
▼充実した内容で、満足度が高かった久世福の猫の日フェア
▼ほうじ茶は香ばしくて甘みがあっておいしかった
▼顔がついていると食べる時ちょっと気まずい
▼ココア味でした