今年も面白かったですね。普段はTVを見ないネット民たちも、大いに『芸能人格付けチェック』の話題で盛り上がっていました。

全編通して見所に満ちた番組だと思いますが、個人的に浜田シェフの料理に何人引っかかるかは、最もビッグな注目ポイントの1つだと思っています。

そして今回も登場した、セブンイレブンによる浜田シェフの料理を再現した弁当。3品が一気に登場です。さっそく食べてみることに。

・3品

今回の放送に合わせて12月31日から順次販売されたのは3つの異なる弁当。それぞれの概要は次のとおり。

浜田オムライス(594円)」 2025年3月放送『芸能人格付けチェック BASIC 春の3時間スペシャル』での料理を再現
浜田唐揚げ弁当(699.84円)」 2025年9月放送『芸能人格付けチェック 秋の3時間半スペシャル』での料理を再現
浜田ビーフシチュー(645.84円)」 2026年1月1日放送『芸能人格付けチェック!2026お正月スペシャル』での料理を再現


・ビーフシチュー

まずは最もタイムリーなビーフシチューから。


番組内では1グループしか引っかからなかったということで、釣果としては微妙だったかもしれません。

しかし収録の5日前から仕込んだり、隠し味に八丁味噌を入れるなど、素人らしからぬ手の込みよう。


弁当ではパスタとポテトが付いていますが、レビュー対象はビーフシチューの部分。


そこそこ良い感じの肉が入っています。脂身が少し硬いですね。しかし赤身の部分は柔らかく、ほど良い煮え具合。5日間かけた本物はもっと柔らかかったのではないかと思いますが、コンビニ弁当なら上出来の部類でしょう。


ルーはちょっとオイリー感があります。番組のレシピでは「ビーフシチューのルウ」が使用されていました。恐らくその部分を、セブンが動物性油脂を使用した何かしらで代替したのだと推測します。

しかし全体的にちゃんと濃厚で、味わいに深みがあります。これはよくできている……普通にその辺の飲食店で出てくるレベル。

他の2品がどれほどのものかは不明ですが、これを不味いと評する人の味覚は信用できないと言っていいクオリティだと思います。これより美味いものはあるが、これもまた間違いなく美味い枠に入るビーフシチュー。そういうライン。

ところで、当サイトで私がレビューした中で最も美味かったビーフシチューは、京都の「レストラン菊水」2階の「ビーフシチュー ボルドー風」。菊水を紹介した私の記事は、この世に存在するあらゆる食レポ記事の中で最も面白いものの1本です。人生を豊かにするために読むべきでしょう。


記事にしていませんが、個人的に図抜けて美味いと思っているのは、ご縁があって他人の金で食べる機会のあった、丸の内の「目白旬香亭」というお店のビーフシチューです。

もしこのクラスのビーフシチュー vs 「浜田ビーフシチュー」だったら、私も正解を出せたと思います。でも、その辺のチェーンのレストランのビーフシチューとの比較だったら、「浜田ビーフシチュー」を素人作とは見抜けないだろうなぁって。



・オムライス&から揚げ

続いてはオムライス。


浜田シェフの弁当として、一番満足感があるのはこれだと思います。ちゃんと美味いオムライスです。


卵がフワッとしている点は好感度が高いですね。最近の洋食屋だと、オムライスの玉子は半熟がはやりのスタイルだと思います。そういうのが好きな層からの評価がどうかは分かりませんが、普通にコンビニのオムライス弁当という概念に対してドストレートなオムライスという感じ。

ぶっちゃけサプライズは無いのですが、もしこれと同じ味のものを浜田さんが出せるなら、もう素人名乗っちゃ駄目だろってくらいには美味い。

そして「浜田唐揚げ弁当」。


大きい唐揚げが4つ入っており、ライスの量も程よく、腹を満たすための弁当という枠ではNo.1だと思います。


しかし正直な話、この唐揚げ弁当はマジで普通の唐揚げ弁当という感想。まあ唐揚げは誰が作っても大体美味しく仕上がる料理だとも思うので、強い個性を出すのは逆に難しいのかなと

浜田シェフのDNAを感じたいのであれば、最もお勧めしないのはから揚げです。これは極めて普通の、よくある美味しくてボリューミーな唐揚げ弁当です。



ということで、セブンから登場した浜田シェフの料理を再現した弁当3品。一番面白いのは、番組で登場したばかりなビーフシチューでしょう。

ほど良く浜田シェフの個性を感じつつ、弁当としての満足感を得られるのはオムライス。そして、純粋に腹を満たしたいなら唐揚げ弁当というのが私の感想。

参考リンク:セブンイレブン
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.