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歴代の『なか卯』福袋を知る者としては、もうひとこえ欲しい…! とは言うものの「実質無料」で満足な中身を大公開 / 福袋2026

9時間前


あちらこちらから福袋が出たり、出なくなったりする昨今。『なか卯』の福袋を、記者は出始めの2021年から欠かさず見ている……と、ちょっと古参アピールしてみたりするが、とにもかくにも変遷を肌で感じているわけだ。

お値段以上のクーポン券を入れてくれることがままあり、恐縮しつつありがたく使わせていただいていたのだが、昨年(2025)から購入金額とクーポン券が同額となっている。今年(2026)はどうだろうかと思いながら『なか卯』に向かったところ……。


・なか卯の福袋2026(税込3000円)


お年玉クーポン3000円分(200円×15枚) ※2026年1月1日から7月31日まで
トートバッグ
ブランケット
なか卯の赤さじ

──以上だ!! 


・気になる中身について

なか卯福袋販売開始日の2025年12月19日、店内で朝ごはんを食べながら待っていた。午前10時から袋の販売開始だったのだが、5分くらい前になるとあちらこちらから老若男女が集まって来て、あっという間に列ができたではないか。これはいけないと急いでご飯を食べ終え、続いて並ぶ。

見ていると1人で4袋も5袋も購入する人がそこそこおられ、その人気に驚く。みなさんきっと、なか卯のヘビーユーザーなのだろう。記者はおとなしくひと袋お願いして、持ち帰った。さっそく中身を見てみよう。



まずはお馴染みのクーポンだ。当初に比べるとクーポンの使用期限が長くなったし、購入額と同額なので何の問題もなし……ではあるが、冒頭に書いたように、お値段以上のクーポンが入っていた時代が懐かしくもある。


しかしながら、このご時世にそんなことができる企業はまれであろうし、昔を知らなければ全く問題なく十分納得できる内容だ。なによりここにノベルティが付いているので、ノベルティの分は実質無料と言える。しかも年々、力の入れ具合が増していっているようだ。

まず「さじ」については過去に何度も入っていたため、年によって違いがあるが、我が家に何本もある。今年(2026)はウサギが付いていた。こちらのさじ、掬(すく)いやすくてとても良いのだ。特に丼ものやカレーを食べる際に最適で、一家に何本でも欲しいシロモノ。つまり、何本あっても重宝するさじである。


そして目新しいのは、トートバッグとブランケット。バッグは過去にもあったが、その時はやや小ぶりのお弁当を入れるのにちょうど良さそうなサイズだった。それが今回はバケツ型の、縦約28.5×横34.5×マチ21cmと、お弁当だけでなく水筒まで入りそうな大きさ


「NAKAU」の赤いワッペンに、内生地はなか卯のこだわり卵をモチーフにした柄なのだという。さり気ないながらも、なか卯らしさに溢れていて良いではないか。



またなか卯の福袋史上初となる、ブランケットも悪くない。縦約70cm×横100cmと、膝の上にかけておくにはちょうど良いサイズである。肩から羽織った際に前で留められるボタンも付いているので、ふた通りの使い方ができそう。柄はトートバッグの内生地と一緒だ。


購入分の金額はクーポン券で戻ってくるし、しっかりとしたクオリティの、これらのノベルティが付いてくると思えば実質無料どころか黒字ではあるだろう。定期的になか卯を利用する人であれば、買って損なしの中身であると思う。

数は多いように見受けられたが、先に書いたように発売開始前に列ができるほどの人気っぷりだ。なか卯を定期的に使うという人は、もし見かければひとつ手に入れておいて損はないと思うぞ。

参考リンク:なか卯
執筆:K.Masami
Photo:RocketNews24.

▼バッグ、使いやすそう

▼さじにはなか卯のウサギが

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