
鯖が好きだー! 脂が乗ったジューシーな身は寿司にしても焼き魚にしても最高。種類によって旬が違うから、1年の中で旬じゃない時期の方が少ないくらいいつでも美味しいのもまたありがたい。まさしく庶民の味方と言えるだろう。
そして、私(中澤)が鯖好きのためかTikTokで鯖レシピが流れてくるんだけど、最近目にしたバズレシピが1回流し見しただけで覚えられるくらい超簡単だっため作ってみた。ウメェェェエエエ!!
・寒さば缶詰の炊き込みご飯
そのレシピとは、寒さばの水煮缶詰を使った炊き込みご飯だ。使うのが缶詰で、しかも炊き込みご飯であるため、包丁とかフライパンは使わない。炊飯器に材料をぶち込んでピッとボタンを押すだけだ。
缶詰の炊き込みご飯と言うと、醤油煮とかだったら缶詰単品と水だけでも炊き込みご飯にはなる。ただ、缶詰だけだと味が薄く単調になって臭みも残るので、私はこれまで醤油とかみりんとか出汁を入れてバランスを整えて炊き込んでいた。
・アレを入れるだけ
だが、そんなに色々入れる必要はなかったのだ。このレシピにおいて必要な+αは、ご飯のお供のアレだけだったのである。あ~! その手があったか!! 私がそう思った材料とは……
塩こんぶ。順を追って説明すると、手順は次の通りとなる。まず、米2合を洗った後、水煮缶をそのままドーン!
汁まで全部炊飯器にぶち込んだら、塩こんぶを大さじ5杯入れて、2合分になるように水を入れる。
で、炊飯ボタンをポチーッ!!
・食べてみた感想
すなわち、覚えることは塩こんぶを大さじ5杯入れるということだけ。あとは炊飯器のモードを忘れず「たきこみモード」にしておけば勝手に完成する。して、味は……
この手があったか……!
塩こんぶを入れただけだというのに、臭みも消え昆布から出汁も出てしっかり底上げされた深みのある味がする。そもそも、ご飯のお供でも塩こんぶを選んでこなかった人生のため、その一手は盲点だった。こんなに簡単で良かったんですか!?
・塩こんぶ兄貴
なお、分量は目安として書いてるけど、色々試してみた結果、例えば米を1合半にしたところで失敗するということはないし、味噌煮缶やいわし缶詰など缶詰の種類が変わっても塩こんぶさえ入れとけばOK。塩こんぶ兄貴が心強すぎる。
科学が発達した現代日本。すっかり古のご飯のお供になり下がったと思いきや、炊き込みご飯界で無双していた塩こんぶ兄貴。その不死鳥っぷりに今の社会が失くしてしまったNeverDie精神を感じた。塩こんぶは滅びぬ!
・まとめ
そんなわけで、不滅の炊き込みご飯であるこのバズレシピ。最後に材料と作り方をまとめておくので、手軽に旬を味わいたい方はぜひ試してみてくれ。
【材料】
米(2合)
寒さば缶詰(1個)
塩こんぶ(大さじ5杯)
【作り方】
1. 米を研いで寒さば缶詰を汁まで全部入れる
2. 塩こんぶを大さじ5杯入れる
3. 水を2合分入れて炊飯ボタンを押すと完成
参考リンク:Amazon「くらこん 塩こんぶ」
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
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