
最近、ホテルのコラボルームを見学させていただくことにハマっている。
ロケットニュースでも「バスクリンルーム」や「ゴジラVSキングギドラルーム」などのコラボルームに潜入させていただいた。
そんな折、「ゆりかもめ30周年記念コラボルームに泊まりませんか?」という試泊のお誘いが舞い込んだ。夫が単身赴任中で普段は難しいけれど、ちょうど帰ってくるタイミングと重なり、子どもたちを預けて久々の一人長時間を満喫できるチャンス!
せっかくなので、大学時代の友人(同じく2児のワーママ)を誘って行ってみることに。
・ゆりかもめに乗って「ゆりかもめルーム」へ
コラボルームのある「東京ベイ有明ワシントンホテル」は、ゆりかもめ「有明駅」から徒歩約3分。
どうせなら気分を高めようと、ゆりかもめで向かった。前回、ガンプラルームに潜入させていただいた以来の訪問だ。
チェックイン時に渡されたルームキーを見てびっくり。なんと切符デザイン。
金額がなぜ390円なのか、気になって聞いてみると「 “サンキュー(ありがとう)” の意味を込めた金額なんです」とのこと。ほかにもデザインには秘密が詰まっているのでぜひ考察してみてほしい。
・運転台がある客室
ゆりかもめルームがあるのは18階。それでは、早速オープン!
部屋に入ると、まず目に飛び込んでくるのは
……運転台!
そう、あの先頭車両にある運転席がどーんと設置されているのだ。
実際にゆりかもめで使用されていた本物で、年季が入ったメーターやスイッチがリアル。
自動運転のゆりかもめでは普段カバーが閉じられており、滅多に見られない場所。ファンにはたまらない光景だ。
客室に運び込むのは相当大変だったそうで、ロマンのために全力を尽くした関係者に拍手を送りたい!
試しにいくつかスイッチを触ってみると、運転士気分にワクワク。
だが「もう少しリアル感がほしい!」という人には、専用DVDの出番だ。
運転士目線で撮影された映像を流しながら操作すれば、まるで実際に運転している気分に。
しかも窓の外には本物のゆりかもめが走っている。
ゆりかもめルームの中で、ゆりかもめからの景色を見ながら、本物のゆりかもめを眺める……これは、なかなかの没入体験だ。
この世界観に浸りすぎて、気づけばカーテンレールまで線路に見えてくる。
改めて部屋を見渡すと、車体カラーのブルーグレーと白を基調に、ゆりかもめ車両をイメージした内装デザインになっている。
ベッドには、リサイクルポリエステル素材を採用したオリジナルのフットスローとクッションを配置。
入り口のドアには「駅名並べ替えマグネット」なるものが貼られている。
新橋から豊洲までの駅名を順番に並べるだけのシンプルな遊び……なのだが、普段乗り慣れていない人には難しい。単純に記憶力ゲームとして盛り上がりそうだ。
・気分は学生時代だが……
夜は近くの「有明ガーデン」でドイツ料理を堪能し、太鼓の達人やマリオカートで盛り上がった。
まるで学生時代に戻ったような気分。友人は昔から絵がうまくて、私は彼女の描くイラストがずっと好きだった。結婚式のウェルカムボードもお願いしたほどだ。久々に “誰にも邪魔されずに” その絵を書く様子を見ながら話ができたのが、一番うれしかった。
……とはいえ、気分は学生でも体力はすっかりアラフォー。22時を過ぎたあたりで眠気に勝てず、私はひとまず先にベッドイン。
友人は窓から見える夜のゆりかもめを眺めつつ、備えつけのクッションと同じ型が通るか探していたらしい。
運転席のある部屋なんて最初はネタかと思っていたけれど、思った以上にしっかり作り込まれていて驚いた。ゆりかもめ愛と遊び心のバランスが絶妙だなと思った。
今度ゆりかもめに乗るときは、うっかり運転したくならないように気をつけよう。
ちなみに「ゆりかもめ30周年記念コラボルーム」は1日1室限定。2026年3月19日までの期間限定だから、気になる人はお早めに。
参考リンク:ゆりかもめコラボルーム
執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.
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