
言わずと知れた日本一の標高を持つ山、富士山。実は筆者は昔、この富士山に登ってみたことがある。
中学生の頃に所属していた陸上部で「富士登山合宿」なるものがあり、3年連続で頂上まで行くことができた。
本記事では、その時の感想を4つの項目に分けてご紹介させていただこうと思う。
富士登山に興味がある方や、これから挑戦してみようと思っている方の参考になれば幸いだ。
・はじめに
本題に入る前に、いくつか書いておきたいことがある。
筆者が最後に富士山を訪れたのは10年以上前のことだ。そのため、現在とはルールやルートの状態が違っていると思われる。
実際、富士登山に関する情報が集まっている「富士登山オフィシャルサイト」を見てみたところ、2025年から登山のルールが大きく変更されているそうだ。
具体的には、2024年までは山梨県側の登山道でしか行われていなかった登山規制が静岡県側の登山道でも行われるようになったり、「吉田ルート」を利用する場合のみ必須だった入山料が全てのルートで必要になったりしたらしい。
もし読者の皆さんの中に富士登山を考えている方がいたら、こちらのサイトで最新情報をしっかり確認してからチャレンジすることをオススメする。
それではここから、実際に富士山に登ってみた感想を書いていくぞ。
・1つめ 「〇合目」の表示に心が折れそうになる
富士山には「一合目」「二合目」というふうに、山頂までの距離をだいたい十等分にした区分がある。
筆者は「吉田ルート」の五合目から登山を開始した。初めて挑戦した時は「あとどのくらい登ればいいのか分かる親切なシステムだな」と思っていたのだが……
この「〇合目」の距離がそれぞれ一定ではなく「もう〇合目なの?」と感じることもあれば「まだ〇合目なの!?」と感じることもあって、なかなかに心を折ってきた。
特に八合目のあたりから「八合五勺(実質8.5合目という意味)」という表記まで出てきた時はきつかったなぁ。
それまで「五勺」というエリアがあることを知らなかったため、九合目がまだまだ先だという事実が判明してどっと疲れたのを覚えている。
「五勺」の存在を知ったうえで登った2回目以降はまだダメージが少なかったので、皆さんも是非覚えておいてください。
・2つめ 頂上付近では空の青さが全然違う
写真ではなかなか伝わらないかもしれないが、富士山では空の青さが全くと言っていいほど違っていた。
特に山頂では、地上では見たことがないくらい深い青色の空が広がっていた。飛行機に乗った時に見える空の青さを想像してもらうと分かりやすいかと思う。
いつもより強い日差しや自分よりずっと下に見える雲も相まって、「宇宙に近い場所にいるんだ」と中学生ながらに実感できた。
・3つめ 日本一高い場所にいるのが不思議
当然ながら、富士山に登頂すると日本一高い場所にいることになる。
それまで飛行機に乗ったこともなかったため、周りに景色を遮るものが何もないことや地平線が丸く見えることがなんだか不思議で「現実の世界じゃないみたいだな」と思った。
ただ、1回だけ天候に恵まれずあたり一面が雲に覆われ、何も見えなかった回があった。
それはそれで現実の世界じゃないみたいだったけど、やっぱり感動は半減してしまった。せっかく山頂に着いたのに、全く実感が湧かずに早めに下山したような気がする。
こればかりは自分の力で対策ができることではないけれど、富士登山をする時はなるべく天気がよさそうな時を狙ってスケジュールを立てることをオススメする。
天気が悪いとすぐ近くで雷が鳴って怖かったり、雨に打たれて気力がごっそり持っていかれたりするので……!
・4つめ 下りの方がきつかった
山って登ったら降りなきゃいけないんですよね……
てっきり下りは登りより楽なんじゃないかと思っていたのだが、筆者の場合は逆だった。
筆者が利用した吉田ルートでは、つづら折りになっている登山道をひたすら下っていく。
登りのルートには山小屋が多めに建っていて、比較的いろいろな景色が見られた。
しかし下りのルートには建物がほとんどないため、歩いても歩いても景色が変わらないように見えて登り以上に心が折れそうになった。
また筆者の歩き方の影響もあるのだろうが、下山中は靴の中にめちゃくちゃ小石が入ってくるのも地味に効いた。
10年以上前のことなのではっきりとは覚えていないけれど、3回中3回とも小石と戦いながらの下山だったように思う。
富士山の石は大半がもともと溶岩だったもので、やすりのような質感をしている。
これが足の裏にザクザク刺さるので、定期的に立ち止まって石を排出しないととてもじゃないけれど歩けなかった。
ストレスなく登山を終えるためには、足周りのガードも固めにしておいた方がいいかもしれない。
・いい思い出です
体力的にもメンタル的にも大変だったけど、それでも富士山に登ったことはいい思い出になっている。
筆者が利用した吉田ルートは、しっかりと準備をしていれば難易度はそこまで高くなかったように思う。
実際、鍛えていたとはいえ中学生だった筆者も3回も登頂できたし。
なおたった今気づいたのだが、2025年の開山期間は記事執筆時点の9月10日で終わってしまったようだ。
もし富士登山を検討している方がいたら、今のうちに来年の開山期間に向けて準備をしておくことをオススメするぞ。
これから富士山に登る人たちが、素敵な思い出を作れますように!! 影ながら応援しています!!
参考リンク:富士登山オフィシャルサイト
執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]
▼記事で使おうと思っていたけど、よく見たらめちゃくちゃボケていたのでやめた写真。ここで供養させていただきます
うどん粉








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