
自分を変えたいなら常識にとらわれてはいけない。○○だから~、△△だから~。本来存在しないルールで自分を縛れば縛るほど同じ明日がやって来る。革命を起こしたいなら常識を疑え。トレースするな、自分流で進め。
──と偉そうなことを言いましたが、これは10割自分に言い聞かせてます。で、私(中澤)がそんなスピリットを感じ続けている立ち食いそば屋が『よもだそば』だ。
・日本米に合うインドカレー
立ち食いそば屋だけどカレーが自家製のインドカレーであることが知られているこの店。立ち食いそば好きは100回は「よもだカレー」を食べているものと思う。
なにせ、よもだそばに行ったら、あのトマトの酸味が香るサラサラカレーライスが食べたくなる。何回行っても食べたくなる。そばつゆのコクとインドカレーが融合した本格和風インドカレーはそれほどに米に合っているからだ。
・よもだカレーそばのレアさ
そのカレーライスが有名すぎて影に隠れているのがよもだカレーそばの存在。実は、よもだそばには、よもだカレーを用いたカレーそばもある。カレーライスが有名すぎてカレーそばの存在を認識していない人もいるんじゃなかろうか。
または知っていてもいつもカレーライスを選んでしまうという人も多いと思う。でも、よく考えてみてくれ。本格インドカレーそばって他のそば屋にある? インドカレーライスよりも珍しくない?
・2倍楽しむ方法
しかも、実はこのよもだカレーそばには、よもだそばだからこそできる美味しい食べ方があるのだ。まずは、券売機で以下のものを注文する。
・よもだカレーそば(650円)
・単品チーズ(160円)
──そう、よもだそばには立ち食いそば屋には珍しくトッピングでチーズがあるのだ。おそらく、レギュラーメニューにチーズそば(580円)があるからだと思われるので、これもよもだそばならではのことと言えるだろう。で、続いて店員さんに口頭で……
ライス(200円)を注文する。
ライスは券売機のボタンには入ってないことが多いけど、文字で書かれたメニュー表をよく見てみるとサイドメニューの項目に「ライス」の文字が書かれていることに気づくはず。事実、口頭で注文すると受けてくれる。軽い裏メニューと言えるかもしれない。
・食べ方
そんなわけで準備が整ったのでやっていこう。まずは、よもだカレーそばにチーズを入れる。
この時点で普通の立ち食いそば屋にはまず存在しないインドカレーチーズそばが爆誕。トマトの風味が強いので普通のカレーよりもチーズにマッチする。
で、勘の良い人はもう分かるかと思うけど、残ったカレーつゆにライスを投入だ。〆のカレーおじや的になってよもだカレーライスとはまた違った米とつゆとのハーモニーを満喫することができる。
以前の記事で、よもだそば「山盛りもやしたぬきかけそば」のアレンジをご紹介したが、トッピングや調味料に変わり種も揃っていてアレンジが捗るところはよもだそばの隠れた魅力だと思う。カレーライスを食べるだけに飽きた人は探してみて欲しい。沼の自分流アレンジを。
参考リンク:よもだそば
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
▼自分流よもだそばのカレーそばセット
▼チーズと本格和風インドカレーがベストマッチするそば
▼〆のカレーおじやで満足度高し