
先日、福島県に旅行したとき、どうしても気になっていたスポットに立ち寄った。
その名も「ラッキー公園 in こおりやまし」。
郡山市の「開成山公園」の中にあり、駐車場も完備(2時間まで無料)。休日は家族連れでにぎわう市民の憩いの場だ。
敷地は広く、大きな池や赤い橋もあって散歩だけでも気持ちいい。
最初はここに「ラッキー公園なんて本当にあるの?」と半信半疑で歩いていたが、遠くに見えてきたピンク色の物体に目を奪われた。
・思わずテンションが上がる巨大ラッキー
駐車場から歩いていると、見えてきたピンクの物体。
さらに近づいていくと……
いたーーー! 巨大ラッキー!
そこにはドドーンと大きなラッキーの遊具! かわいいーーー!
ピンク色のフォルムが公園の緑の中でひときわ映えている。
さらに周りを見渡すと、ベロリンガのすべり台、チェリムとラッキーのブランコ、ピンプクの砂場などなど。
ププリンやピィなど、ピンク系のポケモンたちがずらりと並んでいるではないか。
ラッキーをはじめ、ピンクの仲間たちが大集合している様子はまるでポケモンピンク祭り。本能的に乙女心もくすぐられ、素敵!
子どもたちも「わぁ~」とテンションが上がっているが、気づいたら、どこでも出来るようなおままごとをはじめている。まぁそんなもんか。
私はベロリンガの滑り台を一度は滑ってみたい気持ちをグッと抑えながら、子どもたちに代わりにはしゃいでもらってじっくり観察。
小さめサイズのラッキーは、中に入ってゆらゆら揺られることができるようだ。
そして、メインの巨大ラッキーも滑り台などの遊具になっている。
そんな中で、年齢制限的に私が利用できたのはピカチュウのベンチ。
何度も言うが、めちゃくちゃかわいい!
開成山公園は桜の名所でもあるので、春にはよりピンク一色の光景が広がるんだろうなぁ。
ポケモン好きなら確実にテンションが上がるし、興味がなくても、なんとなく写真を撮りたくなること間違いなしだ。
ちなみに、ラッキー公園は福島県内に他にも3箇所あるらしい。(浪江町・柳津町・昭和村)
・ご当地で味わう「ラッキーカレー」
さて、公園でラッキーに出会ったら、次は胃袋でもラッキーを楽しみたい。
福島県内ではラッキーとコラボした商品がいくつも販売されているのだが、その中で特に気になったのが「ふくしまのフルーティーカレー(594円)」。
このカレー、ユニークなのは “当たり付き” 仕様。なんとカレーの中に卵が5個入っていたらラッキー(当たり)というのだ。
元食品メーカー社員としては、食品表示法とか気になる部分はいろいろあるが、単純にかわいくておいしそうだったので購入。
・福島の恵みたっぷりの甘口カレー
カレーには福島県産の桃やりんご、トマトが使われていて、口に入れるとフルーティーな甘さとスパイスの香りが広がる。
まろやかで優しい味わいは、子どもから大人まで楽しめる仕上がり。福島のフルーツの力を感じさせる、おいしいカレーだった。
そして気になる卵。スプーンで探っていくと……コロンと登場。
さらに探す。2個目は……
出てこない。
残念ながら今回は “当たり” ならず。
5個の卵を夢見ていたぶん、ちょっと悔しい。
でも、こればかりは運試し。公園でラッキーに出会ったあとだったから、「流れで当たるかも?」と思ったけど……現実は甘くなかった。
・かわいくてメロメロ
「ラッキー公園」でピンクのポケモンに囲まれ、帰りに「ラッキーカレー」で運試し。福島・郡山のちょっとした観光が一気にエンタメ体験に変わった。
ポケモン好きな人はもちろん、普通の公園に飽きている人、甘口カレーの好きな人にはものすごくオススメのラッキー体験。
福島に行ったら、ぜひあなたもチャレンジしてみてほしい。
ラッキー、やっぱりかわいいなぁ……。
参考リンク:開成山公園
執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.