ライターの表現力はどれほどのものか? その力量を探る企画、表現王選手権。今回も当サイトのライター陣の表現力をたしかめるために、テーマに沿ったキャッチコピーを考えてもらった。きっと唸るようなコピーをひねり出してしてくれる! ……はず。

さて今回のテーマは「お米」。令和の米騒動も政府の備蓄米の放出で、落ち着きを見せてくれるはず。随意契約の効果が見えてくるのは、これからというところだが、そんなお米について表現してもらった。

各コピーの優劣は、読者の皆さんの投票で決まる! ぜひ投票のほど、よろしくお願いします!!

・前回の答え合わせ

まずは前回「山手線」の投票結果からお伝えしよう。前回から少し間があいてしまったので、どんなコピーがあったのか忘れてしまった人もいるかもしれないが、答え合わせで思い出して頂きたい。それぞれの名前の後ろの星印は、これまでの1位の獲得回数を示している。


1位 「東京のメリーゴーラウンド」 古沢崇道☆
2位 「TOKYO1周、緑の無限列車」 P.K.サンジュン☆☆☆
3位 「何回乗っても内回りと外回りがよく分かりません」 あひるねこ
4位 「ザ・東京の電車」 砂子間正貫
5位 「渋谷、新宿、池袋……そんな日常に憧れた」 中澤星児☆
6位 「泣く子も黙るシティトレイン」 原田たかし
7位 「通り過ぎる景色にあの頃が見える 緑の電車の車窓から」 佐藤英典
8位 「終電で寝ても 山梨や茨城にワープしない安心感」 御花畑マリコ
9位 「乗り過ごしても一周できる、『都会』の詰め合わせパック」 砂付近
10位 「憧れの! 首都独占型メリーゴーランド」 イナバタクヤ
11位 「日本人が死ぬまでに一度は乗る電車」 Yoshio
12位 「この路線をあえて使わず目的地に行けたら通(つう)」 GO羽鳥
13位 「『世界有数の○○』と言われる駅を回りまくっても数百円」 和才雄一郎☆
14位 「山手線以外は電車じゃないと思ってた上京1年目の春。」 亀沢郁奈


以上の結果となった。前回まで3回連続3連勝をしていたサンジュンに「待った」をかけた古沢がうれしい初勝利。とはいえサンジュンと他のメンバーとの間には、まだ☆2つの差がある。今回はその差を縮めることができるのか? それともサンジュンはさらに勝ちを重ねて、差を広げるのか? はたして……。


・今回はお米

今回は時事性のあるテーマとしてお米を選んだ。いうまでもなく、米は日本人と切っても切れない関係にある。なくてはならないお米の高騰で、飲食店のみならず一般家庭も大打撃を受けているのだが、この騒動は備蓄米の放出で収束するのか?

メンバーはどんな言葉でお米を表現したのだろうか? 今回も名前を伏せて、それぞれのコピーを紹介していこう。


1.「命の白い粒、米」


2.「庶民が手を出せない高級食材、米」


3.「日本食の大黒柱」


4.「毎日でも食べられるものが、他にありますか?」


5.「日本人の血」


6.「生命と騒動の根源」


7.「食べ放題だと嬉しいものランキング永遠の1位」


8.「日本の原動力」


9.「日本人のパワーの源」


10.「ご飯は裏切らない」


11.「じゃぱにーず 米んど(マインド)」


12.「人と人とをつなぐもの(人 + 人 = 米)」


以上、12名によるコピーである。今回は単に魅力を伝えるだけでなく、昨今の米事情を考えた内容も含まれている。いずれにせよ、今のお米についてふさわしいと思うものに投票して頂きたい。

誰がどのコピーを書いたかの答え合わせは、次回の表現王選手権でお伝えするのでしばらくお待ちください。では、今回も投票よろしく!


執筆:佐藤英典
Photo・イラスト:Rocketnews24