
先日、フードコートを歩いていたら、思わず二度見するビジュアルのスイーツに出会った。
綿あめ? ソフトクリーム? タピオカ? いや、それは間違ってないんだけど、何かがおかしい。
とりあえず注文してみたら、次女のチョイスがナイスだった。思わず写真を撮りたくなるというか、撮らずにはいられないというか。
食べ物の見た目でこんなにザワついたのは久しぶりだった。
・平和な日常の中で出会いは突然に
ショーケース越しに目が合ったその瞬間、「なんだこれは……」と脳が混乱。
そんな商品に出会ったのは、お台場にある「デコラクリーマリー」。綿あめをメインにしたスイーツ店なんだけど、その組み合わせ方が斬新。
「こんなおもしろいものあるんだ」としばらく眺めていたら、子どもたちから「食べてみたい!」との声。
普段なら、あんまり買わないけれど、ロケットニュースと親和性高そう! と5秒迷って購入することに。
長女が選んだのはコットンキャンディタピオカ「タピオカミルクティー&ストロベリー(825円)」、次女が選んだのはコットンキャンディソフト「チョコレートソフト&ストロベリーミックス(990円)」。
スタッフがひたすら綿あめを作っているところを見ながら、待つこと約5分。結構大変そうだ。
完成。
この角度だと、完全にピンクアフロ。
一応、撮影用背景があったのでそれぞれ撮影してみる。
やっぱり、ピンクアフロ。これ、飲みにくそう……(笑)
そして、こちらは……。
雲の上の〇〇コ? いや、雨上がりの〇〇チ?
いや、やっぱり言葉にできない。
バニラではなく、チョコレートアイスを選ぶあたりがさすがと、次女に拍手を送りたい。
・食べられない! いや、物理的に
受け取った瞬間、わーーーっと喜びつつ、「どうやって食べるの……?」と子どもたち。
綿あめがモリモリすぎて、ソフトクリームやストローの部分にまったくアクセスできない。正面突破を試みるも、口のまわりが綿あめまみれになり、私は常にふき取り係。
「巨大綿あめ食べよう部」があったら、マネージャーとして即戦力として入れそうなくらい、我ながらいい動きだったと思う。
結局、必死で綿あめを先にかじり取ってから、ようやくソフトクリーム本体にたどり着いた。
正直タピオカは少し硬くていまいちだったけど、ミルクティーは甘すぎず、綿あめといい相性。ソフトクリームは、安定のnissei製で濃厚チョコ味がおいしい。
でも、甘い×甘いの完全にビジュアル優先型スイーツであることに間違いない。
水をくれ……。
・ 結論:写真映え300点、リピート可能性30点
総じて、デコラクリーマリーのスイーツは「映えスイーツの王者」といった感じ。
いろんな意味で見た目のインパクトは最強なので、おもしろいと思う。食べ終わったあとに残るのは、甘い香りと子どもたちの口のまわりについた綿あめ。
そして、なぜか妙な達成感。
お台場でちょっと非日常なスイーツ体験をしたい人は、ぜひチャレンジしてみてほしい。ただし、タオルやウェットティッシュは多めに持参することを推奨する。
参考リンク:デコラクリーマリー公式
執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.