外出先で「久しぶりにはなまるうどんでも食べようかなぁ」と思っていたその時……

目に飛び込んできたのが 「鬼おろし」 4文字。しかも、ちょうど5月8日発売の新作らしい。

今日だ！　これはもう、食べるしかない！

・メニューは6種類

メニュー表によると、鬼おろしシリーズは6種類展開だという。

上に乗っている具材は「香る柚子」「彩る柴漬」「つーんとわさび」の3種類。

それぞれ豚肉ありバージョンも展開しているので合計6種類となっている。

私が選んだのは「鬼おろしわさびぶっかけ（小620円）」。わさびがモリモリ乗ってるビジュアルにちょっとワクワク……。

・あれ、わさびが思ったより少ない？

最初に感じた違和感、それは「……わさび、少なくない？」という感想だった。

いや、確かに乗ってはいる。

でも商品写真で見たわさびモリモリ感とはちょっと違うような……。むしろ圧倒的存在感をはなっていたのは大根おろし。

でも、よく考えたらメニュー名は「鬼おろし」。

つまりこれは、わさびが主役ではなく、あくまでも大根おろしが主役なのだ。

そうだった、私が間違っていた。

……でもそれにしても多い。間違いなく鬼だ。


注文カウンターで店員さんが盛りつけてくれる様子を見ながら、心の中で「まだ入れるのか」と3回はツッコんでしまっただけある。

・実食

早速食べてみると、予想通り大根おろしの主張がすごい！

麺は安定のコシでおいしいのだが、それをはるかに上回る勢いで大根おろしが絡みついてくる。口の中がずっとシャリシャリしている感じ。

わさびはというと、ピリッとするけど優しい辛さで、辛すぎるものが苦手な私にはむしろありがたい。

写真のインパクトに期待しすぎると、「あれっ？」ってなるかもしれないが、総評おいしかった。

そして、地味に驚いたのが天かすの吸水力。

大根おろしから出る水分を吸い続けた結果、終盤には「汁気を吸った天かすと大根おろしの山」と格闘することになる。

バランス配分を間違えると、最後に具材だけでお茶碗一杯分くらい残るので注意が必要だ。

ちなみに友人が注文した「わさび豚鬼おろし（小780円）」はこちら。

温かいうどんとも相性がよかったそうだ。

・うどんぼーるとは？

もう一つ気になって一緒に頼んだのが、同じく期間限定の「うどんぼーる（70円）」。

見た目はちょっとゴツゴツした形のドーナツ。

でも、ひと口食べてびっくり。麺そのまま使っているのがわかるくらい、断面にしっかりうどんの形跡がある。

とはいえ、目をつぶって食べたら正直うどんってわからないかも。これはこれで、シナモンの香りがふんわり漂っておいしかった。

とにもかくにも、ぜひ一度食べてみてほしい鬼おろしシリーズとうどんぼーる。販売期間は6月中旬（予定）までとなっている。

今度は天かすをかけすぎないように注意しよう……。

参考リンク：はなまるうどん公式HP
執筆：夏野ふとん
Photo：RocketNews24.

▼5月でもおでんが食べられるのか……