蒸した〜〜〜い!!!


蒸し料理というものを作りたいのだ。ヘルシーだし楽チンだし、なのになんとなく上品で「丁寧な暮らし」感がある。片付いた食卓でフワ〜ッとせいろとか開けて、湯気越しに「素材の味が活きてますわね」とか言いたい。


しかし辺りを見渡せば散らかった部屋にドタバタな毎日、せいろなんて素敵アイテムに手を出す覚悟もなければお金もない。丁寧な暮らしは遠く夢の向こうである。


……だがしかし、これならどうだろうか?

・ダイソー「ステンレス折りたたみ蒸し器」

そう、天下のダイソーに「折りたたみ蒸し器」が売られていたのだ。


さすがに100円とはいかないが330円、任意の鍋にサイズを合わせて使えるらしく、しかも折りたたみ。これなら筆者にもギリ手が届く。


というわけで開封。なんか宇宙船みたいな見た目である。


これを……


開くと……


……カシャン。


フワワワ……


……カシャン。


たのしい。


ちょっと手品みたいだ。ふざけるのはここらへんにして、実際に使ってみよう。



・蒸してみる

パッケージ裏面の使用方法を参考に、まず鍋を用意して蒸し器の底につかないくらいの水を入れる。


蒸し器をセットし……


広げる。ちょいダンゴムシっぽくもある。


食材を置く。今回は春キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーを用意。


蓋をして火にかける。蓋に蒸気がつき始めるまでは強火で、そのあとは中弱火くらいで加熱してみた。


イイ感じの色になってきたので、10分ほどで加熱終了。


これでもう出来上がりなのだが……

鍋の大きさピッタリに広がっているので、蒸し器を取り出す時だけちょっと難関ポイントだった。安定性もなさそうなので、これをそのまま出して食器にするのは無理そう。


ひとつひとつ箸で皿に盛りました。


あ、あと、空焚きするなと書いてあったが、あとで確認したら だいぶギリだった。水の量にもちょっと注意かも。



・食べてみる

というわけで出来上がり。塩だけで食べてみると……美味しい。


野菜のおいしさが逃げていない。クセとか青臭さじゃない、「ブロッコリー味」「キャベツ味」としか言えないような味だ。


フライパンやレンジで作る「なんちゃって蒸し」でもそこそこ満足していたが、やはりそれとは食感も味も違う。これだよ〜! これが丁寧な味だよ〜〜!!


ちなみに塩だけでもイケるが、そこにさらにオリーブオイルを加えたら絶品だった。エエとこの菜園レストランとかの味。


・ジェネリック丁寧

美味しゅうございましたわ。


なんだかちょっとだけ丁寧な暮らしに近づけた気がする。しかしその実やったことと言えば野菜を切って火にかけただけ。油を使わないから洗い物も秒殺だ。


ヘルシーだし、美味しいし、なんなら冷蔵庫の残り物を適当に放り込むだけで上品な一皿になりそう。こんなノリで丁寧な暮らしの片鱗が手に入るなら安いもんである。


参考リンク:ダイソーネットストア「ステンレス折りたたみ蒸し器」
執筆:砂付近
Photo:Rocketnews24.

▼ちなみにもっと大きいサイズでも試してみた。最初はフライパンでやろうとしたのだが……

▼あ、もしかして高さ全然足りない?

▼本来キャベツの上に別の具材を載せたかったのだが、キャベツ単体の時点で蓋がけっこうギリだったため、急遽デカ深い鍋に変更。

▼深さや蓋の形状にもよるが、いわゆる「フライパン蒸し」は難しそうである。

▼あと、肉系のものを蒸すと洗い物の手間がほんのちょっと増す。

▼でもウマ〜! 新玉ねぎキラッキラ〜!