ライターの表現力はいかほどのものなのか? 日々目覚ましい進化を遂げている生成AIの台頭によって、ライターの職も奪われる可能性がある。それはマズい! 人間は人間らしい表現を磨いていかなければ、生き残ることはできない!

ということで、当編集部メンバーの表現力を磨くために、商品の魅力を端的にあらわす言葉、つまり「キャッチコピー」の腕を競う企画「表現力選手権」を開催することにした。

各コピーの優劣は、読者の皆さんの投票で決まる! ぜひ投票のほど、よろしくお願いします!!

・この企画の主旨

この企画は、あるモノについて、思わず欲しくなるキャッチコピーを考えてその出来栄えを競うというものだ。

当サイトでは普段、それぞれが取材対象を選定して記事を執筆しているため、同じモノをテーマに何かを書くことはない。個々人の言葉選びについて、比較する機会はないのである。

同じモノを見ても、感じ方は人それぞれ。その違いも含めて、読者の皆さんにライターの個性を感じて頂きたい


・今回のテーマは「随園別館」の弁当

さて、表現王選手権の第1回のテーマは、当編集部のメンバーが足繁く通う、新宿御苑の老舗中華「随園別館 新宿本店」の弁当について、それぞれキャッチコピーを考えてもらうことにした。

随園別館は1963年創業の歴史ある名店で、この界隈ではグルメスポットのひとつとしてよく知られている。編集部では、毎日誰かしらがここの弁当を必ず食べている。このご時世で、ご飯とおかずがセットで500円。その安さ・美味しさを求めて、時に弁当行列ができるほど人気だ。



・それぞれの考えたキャッチコピー

この弁当をテーマに、それぞれが考えたコピーを以下に挙げる。ただし、誰がどのコピーを考えたかは伏せさせていただく。というのは、純粋にコピーだけでどれが1番弁当の魅力を感じさせるか決めてもらいたいからだ。

番号とキャッチコピーを以下に記載するので、1つを選び、その番号に投票して頂きたい


1.「グルメライター達が10年以上買い続けている500円弁当」


2.「500円でガチ中華!『随園別館』に毎日行列ができる理由」


3.「500円しかないなら随園に行け! この弁当にはワンコインで手に入るすべてが詰まっている」


4.「安い・早い・うまい! 新宿で腹一杯ランチを食らうなら随園弁当」


5.「あなたの『謝謝(シェーシェー)』が聞きたくて……私は500円で一生同じ弁当を買う」


6.「新宿で!? 日本で一番ウマい500円弁当」


7.「ロケットニュース編集部支持率95%! 破格の『随園500円弁当』」


8.「週5で食べちゃう500円の中華弁当」


9.「新宿タカシマヤに入るほどの本格中華が500円で腹いっぱい楽しめる」
(※タカシマヤ店は現在閉店)


10.「呂布もニッコリ500円、随園弁当」


11.「500円の弁当にはタモリの愛した本場の味が詰まっている」



以上、11名の考えたコピーだ。どれが1番随園弁当を買いたい・食べてみたいと思わせるだろうか? 気に入った番号のものに投票をお願いします

なお、誰がどのコピーを書いたかの答え合わせは、次回の表現王選手権でお伝えするのでしばらくお待ちください。投票よろしく!


執筆:佐藤英典
Photo・イラスト:Rocketnews24

▼当編集部で勝手に作った随園弁当のテーマ