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【丸亀製麺】栃木のご当地つけ汁「餃子風肉つけ汁」にのっている巨大な餃子の皮について / 皮がないとヤバい理由に気づいてしまった…

2024年11月14日

丸亀製麺の全国一斉ご当地企画「わがまち釜揚げうどん47」が話題だ。簡単にいえば、各都道府県でしか味わえない47種類のつけ汁を数量・期間限定で提供するイベント。ぶっちゃけ大当たりの県もあれば、そうでない県もある……気がする。

今回ご紹介するのは、完全に大当たり……栃木県の「餃子風肉つけ汁」だ。栃木といえば言わずと知れた餃子王国でありイチゴ王国でもある。さすがにイチゴ汁だったらブチギレていたが、餃子は当たりの中の当たり、大当たりだったのだ!

・陰の主役

各都道府県限定のつけ汁についてはこちらの記事をご覧いただくとして「同企画の陰の主役は北関東(群馬・栃木・茨城)」なる説がチラホラと囁かれているのはご存じだろうか。


群馬「豚もつ煮つけ汁」・栃木「餃子風肉つけ汁」・茨城「ねばとろ冷つけ汁」はどれも完成度が非常に高い。具材のチョイス・ネーミングはもちろん、打ち立てのうどんとの相性もよく考えられている


各県ともに生まれるべくして生まれたパーフェクトなつけ汁と言っても過言ではあるまい。強引さは皆無。さすが北関東……なかでも最強なのが栃木なのだ! というわけで、ダッシュで栃木県内の丸亀製麺へ。



・栃木限定の餃子風肉つけ汁

看板によると「餃子風肉つけ汁」は1日50食限定らしい。念には念をということで開店直後に注文。つけ汁に煎餅のような餃子のフタが浮かんでいるのが特徴だ。中身が見えないことでサプライズ効果を高めている。


さっそく食べてみると、餃子のフタに隠れているつけ汁が最強だった! 公式サイトの紹介文には「餃子を感じるつけ汁」と記されている。豚ひき肉とニラ、白菜などを醤油ベースのつけ汁で調理したらしい。


風味豊かなニラと白菜の甘みが絶妙で、口に含んでからの味の広がりと持続感は感動すら覚えるレベル。そこはかとなく漂う奈良感。ほんのりだが、彩華ラーメンとか神座に近い印象。奈良寄りの栃木味ということだろうか。間違いなくヤミツキ必至の味ではある。


・奈良県を確認してみると

ちなみに奈良県は「大和芋たっぷりとろ玉つけ汁」とのこと……奈良天理ラーメンを温存するとは。めっちゃ気になるぞ大和芋たっぷりとろ玉つけ汁。



・餃子の皮の存在

てか、カリッと揚げた餃子の皮をのせるのはオシャレだし、もっというと餃子の皮があることで栃木になる。巨大な餃子の皮でつけ汁にフタをすることで、栃木感を前面に押し出したのだろう。


つまり餃子の皮がなければ栃木っぽくならないため、思い切って巨大な皮をのせたのではないだろうか。しかし皮をパリパリ割りながら食べるのは面白いし美味しい。この皮こそ栃木の味……というのは言い過ぎだが、餃子の皮は超重要だと思う。

ヤミツキ必至のスープに餃子の皮という組み合わせは全国屈指のレベル。ナイス栃木。県民はもちろん県民以外の皆さんにもぜひ食べてもらいたい。マジで激ウマうどんだったぞーーー!


参考リンク:丸亀製麺「わがまち釜揚げうどん47」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

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