本物の肉そっくりの食感を味わえる大豆ミート。
当サイトでも大豆ミートを使った肉まんやハムカツバーガーなど様々な食品が紹介されているが、再現度の高さに高確率で驚かされる。
そんな大豆ミートを使えば、なんとソーセージを作ることもできるらしい。しかもとっても簡単に。
手作りソーセージってなかなかハードルが高いイメージがあるんだけど、本当に簡単に作れるんだろうか……!? 実際に作って確かめてみた。
・めちゃくちゃ簡単
今回参考にしたのは、マルコメの公式サイトに掲載されている「大豆のお肉の低糖質ソーセージ」というレシピ。
詳しい作り方や材料などはこちらに掲載されているので、気になった方は是非見てみてほしい。
それではさっそく作っていこう。
まずはミンチタイプの大豆ミートをはじめとした材料を全てボウルに入れ、混ぜ合わせる。
それをウィンナーの形に整え、ラップで包む。
ラップに数か所穴を開けたあと、耐熱皿に乗せて電子レンジで加熱したら……
完成!
・肉食べてた
材料を混ぜたら、成形してレンジに入れるだけでOKなのか……!
「簡単って言ってもソーセージだし、意外と時間がかかるんじゃないか」と思っていた筆者の予想は見事に裏切られた。
手順を確認したり撮影をしたりしながらゆっくり作業をしても、かかった時間は加熱時間を含めて20分ちょっとだった。
複雑な工程も一切なかったので、誰でも簡単に作れるはず。
ちなみに粗熱が取れたあとに容器に入れて保存すれば、冷蔵庫で4~5日ほど日持ちするそうだ。作り置きにもぴったりとのこと。
食べる時にはフライパンで炒めると、よりおいしく食べられるらしい。ラップから出した時に形を崩してしまったので、ひと口サイズにカットして焼くことにした。
焼き上がったソーセージがこちら。いや、この見た目、どこからどう見ても普通の肉でしょ……。
こんがりと焼き色がついたソーセージは、見るからにおいしそうなビジュアルをしている。冷めないうちに急いで食べてみると……
あ~~~、肉食べてる……!!
実は肉だねは半分くらいが普通のひき肉でできているのだが、食べている間はどちらがどちらなのかまったく見分けがつかなかった。大豆ミートのクオリティの高さがよく分かる。
普通のソーセージと違って皮で巻いていないため、パキッと弾ける食感はない。ごろごろした塊が崩れる食感は、どちらかというとハンバーグに近いかも。
バジルやこしょうでしっかりと味付けしてあるからか、大豆の風味は一切感じない。
そのまま食べることもできたけど、ケチャップをつけるとより味が濃厚になっておいしかった。
・大豆ミート、強い
ということで「大豆のお肉の低糖質ソーセージ」は、普通の肉が半分くらいしか入っていないとは思えないほど肉欲をしっかり満たしてくれるソーセージだった。
ここまで来ると、もはや大豆ミートで作れない肉料理の方が少ないんじゃないか……? 大豆ミートのポテンシャルの高さを改めて実感できるレシピだった。
本物の肉も入っているから、大豆ミートを初めて食べる方でもそれほど抵抗感なく味わえるんじゃないかな。気になった方は、是非1度挑戦してみてはいかがだろうか。
参考リンク:マルコメ
執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.