ロケットニュース24

レアすぎる冷凍食品・モスバーガー監修「手づつみピザ」を食べてみた → 想定外の展開に腰抜けた

2024年10月5日

ここ数年、いろんなところで冷凍食品コーナーが拡大中だ。それに伴い、業界自体も活性化。次から次へと新しいアイディア、そして新商品が出てきている。

そんななか、ごくまれに見かけるのが「こんな冷凍食品があったのか!」ってな珍商品。例えば本記事でお伝えするモスバーガー監修の「手づつみピザ」もその1つである。

・モス監修の惣菜パン

モスバーガーの公式Xによると、手づつみピザは2024年3月27日から発売したものらしい。売られている場所は全国のイトーヨーカドー、ヨークマート、ヨークフーズ、ヨークプライスだから、どーりで見かけなかったワケである。

ちなみに製造しているのは株式会社デルソーレで、種類は「トマト&チーズ」と「テリヤキチキン」の2つ。値段はともに537円(2本入り)だった。

作り方は冷凍食品らしく電子レンジ調理(ふんわりとラップをかけるだけ)でOK。そののちオーブントースターで少々温めるとサクサクの食感になるという。


今回は簡単に電子レンジの調理のみで食べてみることにした。それにしても、モスのクオリティが家でいつでも味わえるなんてイイ時代になったものである。

・「トマト&チーズ」

さてさて、まずは「トマト&チーズ」から食べてみよう。チンした時点でフワリといい匂いが漂ってきて気持ちが高まる。

一口食べてみると、程よくモッチリした生地からミートの旨味が顔を出す。わりとどこにでもあるような「トマト&チーズ」のピザだな……と思わせといて、そこから違いを出してきた。


そう、トマトやチーズといった主軸が過度な主張をしてこないのだ。パワープレイで押し切っても美味しいはずなのに、そんなことはやらない的な。

逆に、ついついもう1つ欲しくなる “ちょうどいい味” でまとめられているようにさえ感じた。ウマすぎてヨダレが滝のように止まらないとまでは言えないが、このレベルの冷凍ピザが1つ268円はアリだろう。

・「テリヤキチキン」

お次は「テリヤキチキン」。ぶっちゃけると、個人的には最初からこちらの方に期待していた。


というのも……


テリヤキといえばモス。モスバーガーのテリヤキバーガーはテリヤキの「元祖」なのだから。

そしてその期待は裏切られることなんてなかった。加熱した時点でチーズがトロリと出てきて、美味しいが目に見えて確定。実際に食べてみても……

はい、最高。


チーズが絶妙にトロッとしているし、生地は硬すぎず柔すぎずで当然ながらテリヤキの味そのものもウマい。これは2個……いや、5個くらい軽くイケそうだった。

「テリヤキチキン」のポイントは、マヨネーズを中心としたマヨイズムのある味付け。少しジャンクな感じがあって、本家のテリヤキバーガーに通じるものがありそう……!

・腰抜けた

そう思ったことで、本家のテリヤキバーガーを確かめてみた。

当初、同じテリヤキソースを使っているのかとも思っていたのだが、実物を比べたら全然別モノ。ていうか、食べたら本家の味がだいぶ濃いことに気づいて驚いた。


流れでポテトとテリヤキの組み合わせも試してみたら、本家のテリヤキバーガーの方が断然合う。どうやらテリヤキはテリヤキでも、ピザとハンバーガーだとタイプから違うらしい。

売り場が限られているから手に入れられたら超ラッキー……と言いたいところだったが、記事を執筆している最中の9月26日に急転直下の事実が発覚。

なんとモスバーガーが公式Xで「モス公式オンラインショップで販売開始」とポストしていたのだ。今はどこでも食べられるんかい……!!

てな感じで、結果として腰を抜かすことになったモス監修の「手づつみピザ」。何はともあれ、味はしっかりしているし冷凍だから自宅に保存もできる。興味のある人は食べてみてくれ。

参考リンク:X @mos_burger
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

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