つい最近、セブンで売られている金のボロネーゼを「禁断のボロネーゼ」にする方法を試した。ネットリ系のパスタに進化し、ぶっ飛ぶ味だったのはお伝えした通りである。
すでにリピっているほどお気に入りなのだが、なんとデフォで「禁断」の冠がついている商品をドンキで見つけてしまった。一体どれだけ禁断に踏み込んでいるのか、これは確かめてみるしかあるまい!
・レトルトタイプのボロネーゼ
今回購入したドンキの「禁断のボロネーゼ」は215円(1人前140g)。セブンとの違いは冷食じゃなく、レトルトパウチで作るタイプだってことだ。
自分でパスタを茹でる必要があるから少しばかり面倒になるが、そのぶん安く作れるのはポイント高い。なお、パウチは湯せんか電子レンジ(別容器に移す)で温める仕様だった。
ササッと作って出来上がったのがこちら。セブンの「金のボロネーゼ」も429円とワンコイン以下だが、より安くより美味しい方が嬉しいに決まっている。
・セブンの「禁断のボロネーゼ」
まずはぶっ飛んだセブンの「禁断のボロネーゼ」を食べてみよう。っていうか、もう見た目から……
たまらんッ……!!!!
こんなのウマくないワケがないだろっていう感じしかしない。前の記事でもお伝えしたが、主にチーズがいい働きをしていてネットリした食感はクセになる。
それでいながら、麺の太さ、ひき肉の大きさ、濃い味付けといい、すべてが高水準……いや、最高だから「禁断」なのだ。これまで何度か食べたが、ちゃんとアホになる味(褒め言葉)で今回も間違いなかった。
・ドンキのボロネーゼ
ではドンキの方を食べてみよう。ちなみにパスタはマ・マーのものを使用したぞ。
袋から中身を出したらワインとニンニクの香りが漂ってきて、こいつはやってくれそうな雰囲気だぜぇ……と思いきや!
な、なんとコイツ……
普通ッ……!!!!
繰り返す、普通である。味はスッとトマトが入ってくるも酸っぱすぎるというワケじゃなく、ちょうどいい塩梅でよき。ボロネーゼとして普通に美味しくて戸惑ってしまう。
てっきりドンキのことだからエッジ効かせまくりの攻めた姿勢だと予想していたのに、フタを開けたら完全に正気を保った姿がそこにあった。真面目かよ!!
・禁断っぽさはセブン
価格差もあるし、ひき肉もセブンに比べたら小ぶり。人それぞれ好みは分かれるだろうが、「禁断」というフレーズから連想するようなパンチある味を求めるならセブンの方かな。
まさかの結果となって、なんだかドンキの裏の顔を見てしまったような気分だ。余談だが、ドンキの禁断シリーズは店内にあるだけで「カルボナーラ」「蟹トマトクリーム」も置いてあった。
これらも実は真面目なのか、それとも罪深いやつになっているのか。ちょっと気になるところである。
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.
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