【バカな】スーパーカップ「ずんだ」が美味いだと / 枝豆とミルクが手を取り合って拓いた新境地

2024年9月19日

明治のアイス「スーパーカップ」が「ずんだ」味を発売したらしい。それを知った時、筆者の頭に浮かんだのは「なんで？」の3文字だった。

ずんだって……枝豆で作ったあんこみたいなやつだよね。その、アイス？　

枝豆大好きな筆者ではあるが、あくまでも「食事」や「おつまみ」としてのイメージ。個人的には「枝豆のあんこ」の時点でわりと許容量ギリギリなのだが、さらにそこにアイス要素を加えてくるとは。ちょっと情報が渋滞していてよくわからないので、食べてみることにした。

・スーパーカップ　ずんだ

というわけでゲットしてきたこの商品。

全国のスーパーやコンビニで取扱いがあるようだが、筆者はファミリーマートにて税込184円で購入。

どうやらこのフレーバー、スーパーカップ30周年を記念して行われた「みんなの声で決まる　新フレーバー開発プロジェクト」にて「お客様からいただいた新フレーバーのアイデア」らしい。お客様、攻めてるなぁ。

開けてみるとこう。もっと鮮やかな緑かと思ったが、思ったより白っぽい。見た目だけで「ずんだ味」と言い当てられる人はなかなかいなさそう。

さて、いざ一口―。

おお、ええ???

枝豆だ……。そして美味い……。

一口目でいきなり鼻に抜ける、紛れもない枝豆の香り。そして舌に残るのは謎のクリーミーさ。

アイスにおいて「枝豆」と「クリーミー」と「美味い」が同居しているというのがなかなか想像し難いのだが、わりと遠慮のない枝豆の風味をこのミルキー感が強引にまとめ上げている。

枝豆の風味をこんなにも強く保ちながら何故こんなにも違和感がないのか、食べていてもわからない。何故だ。美味い。

目視はできなかったが、砕かれた枝豆や皮らしき「つぶつぶ食感」もしっかり舌に触れる。でも嫌じゃない。「あれ？　美味い……」と終始首を傾げつつ、あっという間に平らげてしまった。

結論、なんかわかんないけどメチャクチャ美味い。リピート確定である。

枝豆独特の青い風味を、ミルキーな味わいがうま〜く包み込むマリアージュ。この商品の元ネタは「ずんだシェイク」らしいし、枝豆とミルク系って実は相性がいいのかもしれない。目を開かされた気分だ。

期間限定とのことなので、お見逃しなきよう是非お試しいただきたい。そしてこの不思議な美味しさを筆者と共有してくれ。