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セブンイレブンの割安シリーズ『うれしい値!』はどんな感じなのか? 348円の弁当を買って確かめてみた

2024年9月10日

一部の報道とは相反するが、個人的に景気がいいとはとても思えない。人様の財布の中身まではわからないが、私の経済事情は “THE・ファイヤーカー” つまり「火の車」だと申し上げておこう。

さて、こうもカツカツだと可能な限り食費も切り詰める必要があるが、最近気になるのがセブンイレブンの割安シリーズ『うれしい値!』である。何やら348円で弁当が買えるようなのだが……。

・昔は安かったが

若かりし当時、経済的に苦しかった私はちょいちょいコンビニ飯を利用していた。当時は500円もあれば弁当が買えたうえ、食べ盛りの若者のお腹を何とか満たすくらいのボリュームもあり、大変お世話になったものだ。

だがしかし、最近はコンビニの弁当もたけえ! そりゃ1000円のランチよりは安上がりであるものの「そこそこするよな~」というのが正直なところ。世の流れ的に致し方ないことは理解しているが、実際問題私の経済が追い付けていないのである。

・セブンの割安シリーズ

さて、そんな私が最近気になっているのが、セブンイレブンの『うれしい値!』というシリーズ。テレビCMで見た限り「チャーハン」や「バターチキンカレー」が348円で販売されているようだ。

『うれしい値!』の特設ページには弁当以外にも「おにぎり」「総菜」「パン」「お菓子」などがあったが、ひとまず気になるのはお弁当。350円で1食分を賄えるのであれば、心強い人も多いのではないだろうか?

というわけで、近所のセブンで『うれしい値!』シリーズの「チャーハン」「バターチキンカレー」「麻婆丼」を購入。当然、価格はいずれも348円であった。

・味は……

で、ここでお味の方を発表してしまうと、どれも流石のセブンクオリティで「きっちり美味しい」という印象だ。特にチャーハンはパラパラ感があり、セブンの技術力の高さを改めて思い知らされた。

一方で「バカウマ!」とまで言うレベルでないことも、もしかしたらセブンの戦略なのかもしれない。『うれしい値!』がこの価格で美味しすぎたら、他の弁当に良からぬ影響を与えてしまうからである。

つまり味については総じて「セブンクオリティできっちり美味しいがバカウマには達していない」といったところだが、注目したいのは “ボリューム” だ。ぶっちゃけ「1食でお腹が満ちるのか?」を知りたい。

・重さを計測

というわけで、各商品を計測してみることに。結果は……


チャーハン: 327グラム


バターチキンカレー: 380グラム


麻婆丼: 400グラム


なんと最も少ない「チャーハン」と最も量の多い「麻婆丼」では70グラム以上の差があった。なのでボリュームを重視される方ならば「麻婆丼一択」という結果になるかもしれない。

・絶妙なボリューム

また300~400グラムでお腹が満ちるかは個人差による。とりあえず空腹を凌げるくらいのボリュームであることは間違いないが「プラスもう1品」が必要な人もいることだろう。

それこそセブンの狙いなのかもしれないが、いずれにせよ『うれしい値!』シリーズは使い方によって重宝しそう。他の弁当を比較すると、かなりコスパが高い弁当であることは間違いない。賢く利用していただきたい。

参考リンク:セブンイレブン
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.
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