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【痛い】お腹の脂肪冷却「クルスカ(クールスカルプティング)」のダウンタイムの真実【40代女子の自腹レボリューション第13回】

2024年8月17日

美容クリニックの情報をググっても宣伝ばっかりで実態が見えない……。

というわけで、自腹でいろんな美容法を試し人柱になる、それが「自腹レボリューション」である。

先日、「クールスカルプティング」という脂肪冷却の痩身術を10万円でやって、めっちゃ痛かったというレポートを書いた……。

効果が出るまではあと1ヶ月以上かかるのだが、ダウンタイム(治療後の赤みや腫れなどが落ち着くまでの期間)の痛みについて書きたい。

これが思ったよりしんどくて、やるタイミングをかなり選ぶと思うので、参考までに記しておく。

・あらすじ

たっぷりついた腹の肉に困り果て、脂肪冷却による痩身術「クールスカルプティング(クルスカ)」に手を出した御花畑。

施術中の急速冷却とアプリケーターが吸いつく未経験の痛みにおののき、さらに冷却後の血流を戻すマッサージも激痛。

楽して痩せるどころか、とにかく痛いことだらけで2時間の施術が終わった。効果が出るのは1ヶ月後なのだが、このあとさらに、ダウンタイムの痛みが襲う……。


・当日、腹がパンパンに腫れる

当日から風呂にも入れるし、サウナや運動も問題ないと言われたのだが……。

まず、施術直後から腹が強力な筋肉痛のような、打ち身のような痛みに支配された。

お腹を軽く触れるだけでめっちゃ痛い、もっとやばいのが咳やくしゃみをするたびに、ズモモーン!!! と痛みが響くこと。

誰かに冗談でも腹を触られたりしたらブチギレて殴ってしまうだろう。そんくらい痛いのだ。

特に痛いのが、皮膚が伸びた下腹部よりも、ヘソの上あたりだった。軽くポンと触っただけで、打ち身のところを叩いたような痛みと、そのあとチクチクとした痛みが襲う。

日常生活が送れないほどではないが、地味にずっっっと痛い。

ちなみに、施術の当日の夜は、アザなどは出なかったものの腹が金太郎のようにパンパンに膨れていて、恐ろしいほどだった。

不思議なのが、肌表面を軽く触っただけだと、まるでボワ〜ンとしびれているように腹の感覚がないこと。まるで薄皮一枚隔てたような変な感覚というか……。


・翌日、痛みは少し落ち着くが…

次の日になっても、強めの筋肉痛のような痛みは相変わらず。腹に少しでも圧迫感を感じると、痛みが走る。

たとえば、靴下を履いたり、床に落ちたものを拾うために屈む動作をするだけで「ズモ〜〜〜〜ン!!」と痛みが広がるのだ。

仕事で物を運んだり、お辞儀したりといった動作が多い人はダウンタイムに注意してほしい。というか、激しく動くような作業が多い人だとかなりしんどいと思う。

いま、コロナがまた流行り始めているが、もしクルスカのダウンタイム中にコロナになったら、咳のたびに腹に激痛が走って地獄みたいになると思う。

特に困ったのが、あまりにも痛すぎて、スカートやズボンが履けないこと。

施術したのはウエスト部分なので、ちょっと動くだけで、ウエストのゴムがナイフのように腹に突き刺さる痛みを感じる……! これは無理だ!

出勤前に慌ててウエストの締め付けがないワンピースに着替えたほど。

で、3日目くらいから襲いかかったのは、腹の内側から湧いてくるようなピリピリ、チクチクとした痛み。

まるでクラゲに刺されたあとのような痛みで、なぜか夜遅くになるにつれて痛みだすのだ。

押しても痛い、屈んでも痛い、何もしなくてもチクチク痛い、たまに痒い……と非常に不快な状態が1週間ほど続くのだ。


・1週間後……

ようやく腹の痛みが落ち着いたのは1週間後。

やっと下腹の痛みは落ち着き、脇腹とヘソより上の部分だけが触ったり押したりすると痛い……という感じ。

ただし、深夜などにかゆみを感じて、お腹をかいても薄皮一枚隔てたような変な感覚がする。

ちなみに、腹のパンパンした腫れも落ち着いて、こころなしかお腹がサイズダウンしたような気がしなくもない……。

いや、効果が出るのは1ヶ月後からと言ってたので、術後の腹の腫れがひいて、サイズダウンしたように錯覚しただけかもしれない。

説明の時点ではダウンタイムについて「1週間くらい違和感があるかもしれませんが……」と軽いノリで言ってたけど、日常生活がそれなりに苦痛になるくらいは痛いと覚悟すべし。

ほんと、これでなんの変化もなかったら金ドブだな……と思うくらいには痛かった! この痛みに耐えたんだから、痩せてほしいぞ……。

執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.

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