ロケットニュース24

「農家の台所」のサラダバーは都会のオアシス! 絶品の新鮮野菜が食べ放題だけど「アレ」と「アレ」がウマすぎて他が食べられない件

2024年7月22日

美味しい野菜でお腹をいっぱいにしたい衝動に駆られることが時々ある。チェーン店のサイドサラダじゃ物足りない、畑からそのまま来たような、新鮮でみずみずしい野菜を思う存分頬張りたいんだよ!!!

そんな筆者と同様の欲望を抱く方々、ならびにコンクリートジャングルで野菜を欲する全ての方へお伝えしたい。都会のど真ん中、新宿三丁目駅のほど近くに、農家の台所があることを――。

何の話かというとレストランである。店名はそのまま「農家の台所」。新宿三丁目駅、B2出口を出てすぐのビルの4階にある。

その名の通り新鮮野菜を前面に打ち出したお店なのだが、ランチ時間帯に自慢の野菜をサラダバーで提供しているのだ。


メニューはこんな感じで、


サラダバーのオプションはこう。色々選べるが、筆者は当然「食べ放題!」だ。その他メインとして「鶏もも肉の炙り焼き 燻製焼なすソース」を注文。



ご飯が無料で「十割豆腐」にできるとのことだったのでお願いしてみた。

ちなみに、プラス220円で「ダイズライス」に変更可能とのこと。どこかで聞いたことあるような? と思ったら ロケットニュースで記事になっていた……。運命を感じる。


・サラダバー(食べ放題790円)

メインが届くのを待つ間に、さっそくサラダバーへ。注文すると店員さんが専用の器を持ってきてくれる。器の交換は不可とのこと。


バーコーナーは決して広くないものの、見るからにみずみずしい野菜が所狭しと並んでいる。なくなったら店員さんが目の前でカットして補充してくれるため、いつでも新鮮シャッキシャキだ。ポテサラなどの調理サラダはなく、生野菜のみ。潔い。


きゅうりやキャベツにはじまり、もやしや小松菜、ズッキーニなど、普段なかなか生で食べないものもたくさん。



ドレッシングも市販のものではなく「みそドレッシング」の一種。そのほかの調味料は「塩」「オリーブオイル」「酢」などシンプルなものばかり。素材への自信が伝わってくる。

ちなみに、調味料コーナーの脇に専用の小皿が別途用意されていた。上述の通り器の交換ができないため、色々な味で食べたいときや器を汚したくない場合は活用必須だろう。


よし、さっそくいただいてみよう! って……


野菜が


全部


メチャクチャ美味しい!


普段食べている生野菜よりも二段階くらい歯ごたえをシャープにした感じ。どの野菜も内側からはじけそうにみずみずしい。


中でもびっくりしたのが「マッシュルーム」! 一口噛むとサクっと食感、噛んでいるうちにいつものキノコな食感になってきて、旨味が口の中いっぱいに広がる。あまりに美味しくて、マッシュルームばかり2杯くらいおかわりしてしまった。他の野菜が入らない。

生で食べられることに驚いていたら、「スーパーのは ダメですよ!」と但し書きがしてあった。家でマネしちゃ駄目だぞ。


・鶏もも肉の炙り焼き 燻製焼なすソース(定食のみ1150円)


ちなみにメインはこんな感じ。量はちょっと控えめで、サラダバーの追加注文が前提だな、という感じ。

……が、これがまた手を抜いていない味で美味しいのである。鶏肉もさることながら、「燻製焼なすソース」が初体験の味で美味。やっぱりこのお店の得意分野は野菜なんだな。


で、本日2度目のびっくりが ご飯と変更してもらった「十割豆腐」! 

感動のあまりピントがズレてしまった。メニューによれば「大豆を100%使った、めちゃ濃厚豆腐」とのことだが……「濃厚」という言葉では表し切れない種類の濃厚さだ。メチャクチャ大豆の味がして、ちょっと舌触りがザラッとする。今まで食べた どの豆腐とも違う。この豆腐だけテイクアウトできないかな。


そんなこんなで、大大大満足で完食。ごちそうさまでした!


・コンクリート砂漠のオアシス


楽しかった……。美味しいのはもちろん、普段食べない野菜や初めての食べ方、予想を上回る食感や味でワクワクしっぱなしであった。


バーコーナーの上に選挙ポスター風に生産者の写真が載っていたり、エンターテインメント性も抜群。店内の雰囲気もよく、店員さんも食事しているお客さんもみんな和気あいあいとしていた。

都会のオアシスのようなこのお店、心も体もチャージできそうである。


・今回ご紹介した店舗の詳細

店名 農家の台所 新宿三丁目店
住所 東京都新宿区新宿3-5-3 高山ランド会館4F
営業時間 平日11:30〜15:00 17:30〜22:00 土日11:00〜15:00 17:30〜22:00

執筆:砂付近
Photo:Rocketnews24.

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