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不二家「モーニングマアム」を食べてみた! 本気とは思えない公式アレンジも試してみたよ!

2024年7月11日

セブンイレブンの小袋菓子の売り場にて、見慣れた「カントリーマアム」のデザインが目に留まった。小袋になって新発売したのかな? と思いきや……よく見ると商品名が違う。


「モーニングマアム」。


……モーニング?


パチモンとかいうわけではなく、正しく不二家から発売されているカントリーマアムの別バージョンのようである。しかしいったい何がモーニングなのか。気になったので買って帰ってみた。

・モーニングマアム(各税込140円)

不二家の商品ページによると、ラインナップは「バニラ」「いちご」「抹茶」の三種。今回は「バニラ」と「抹茶」を購入。


牛乳に浸す食べ方が推奨されていたり、食物繊維が入っていたり、一袋当たりお茶碗一杯分(234kcal)前後だったりするのが「モーニング」要素らしい。



まず「バニラ」を食べてみる。通常バージョンとは異なり、表面にザラメがまぶしてある。加えて、割ってみるとチョコチップが入っていない様子。


で、味はそのまんま「カントリーマアムの、中身のチョコチップ抜き」という味である。食感もチョコチップのアクセントがないだけで、おなじみのソフトクッキー。でもその分かなり甘さ控えめに感じ、チョコなしだとこんなに上品な味なんだなと思わされた。


続いて抹茶。こちらもザラメがまぶしてあり、中身はなし。

カントリーマアムの抹茶味を食べたことがあったか記憶が定かでないが、これはかなり抹茶の風味が濃い。もしかしたら中身がない分、風味を強く感じるのかもしれない。いずれにせよ、こちらも甘さ控えめである。なるほど、確かに控えめな味の方が朝には向いているかも。

・牛乳に浸すアレンジ

せっかくなのでアレンジも試してみよう。まずはパッケージでも紹介されている「牛乳に浸す」アレンジ。


深さのある皿に「モーニングマアム」を入れ、牛乳を注ぐ。筆者は牛乳そのままがちょっと苦手なので量が控えめだが勘弁してほしい。

ちょっと浸してから食べてみると……



なかなかいい。牛乳の風味が加わったのと、液体で表面がふやけてホワッとした口溶けになっている。口に含むとホワッとほどけてミルキーな風味が広がる感じ。アリだ。何故かそのまま食べた時より甘味が際立って感じられた。


……で。


もう一品くらい何か作ろうかと不二家の公式サイトをスクロールしていると、ちょっとスルーできないものを見つけてしまった。


「ほうれん草とチーズをのせて 栄養をさらにプラス、野菜アレンジ♪」


……いや「♪」なんかつけてシレっと言うことじゃないでしょうよ。


しかし困ったことに、たまたま家にチーズもほうれん草もあるのである。あるからにはしょうがない、それ以上詳しいレシピなどは載っていなかったため、見よう見まねで作ってみることにした。

・ほうれん草とチーズ


材料はこんな感じ。ほうれん草と、とろけるスライスチーズと、抹茶のモーニングマアム。


モーニングマアムの上にほうれん草を敷いて、



適当にちぎったチーズをのせる。



1分30秒電子レンジにかけてみた。



できあがったのがこんな感じ。メチャクチャ抹茶の香りがする。

いただきます。


……悪くはないな……。絶っっっ対に合わないと思っていたが……特にマリアージュしているとかではないものの、喧嘩しているわけでも決してない。


ほうれん草の水分を吸ったのか、モーニングマアムの表面のサクっと感がなくなり、ふかふかホロホロな食感。予想以上に抹茶の味が前に出ている。チーズはほぼ感じられないが、塩気が味を引き立てているのか、これもそのまま食べるより甘味が際立っているような印象を受ける。ちなみに、ほうれん草に関しては何もわからない。ちょっと食感が生まれる程度。


なんか食べてるうちにだんだん美味しいような気がしてきた。熱々だと味がよく分からない上に抹茶の香りが立ちすぎているので、少し冷めたくらいが食べごろなのかもしれない。

・アレンジしがいはありそう

というわけで、アレンジすると思ったより面白い感じになることが判明した。ほうれん草の意義に関しては最後までよく分からなかったが、塩気のあるものとの相性も決して悪くなさそう。

公式サイトには他にも複数のアレンジが紹介されているので、話のタネに一度試してみても損はないかも。


参考リンク:不二家「モーニングマアム」
執筆:砂付近
Photo:Rocketnews24.
Screenshot:fujiya-peko.co.jp

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