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涙袋は「発掘」するものらしい! KATEの限定アイテム「アンダーアイファインダー」でしじみ目もデカ目になる…?

2024年5月15日

現在41才の私が10代の頃からプチプラコスメの第一線を走り続け、むしろ今が一番勢いがありそうな化粧品ブランドKATE(ケイト)

最近はリップモンスターが大ヒットしたが、もともとケイトの得意分野は「デカ目」。昔から我々の目をデカく見せるアイテムを大量に出しているわけだが……。

2024年4月20日から現在限定で発売しているのが、涙袋発掘パレットこと「アンダーアイファインダー」(1650円)である。涙袋を「発掘」って、吉村作治か?

・涙袋を偽装する

マスカラ、アイライナー、アイシャドウのグラデ、囲み目メイク……。いまアラフォーの女子たちは若い頃、デカ目を目指してひたすら目の周りを黒や茶色で塗りたくっていた。

しかし、なぜか私の小さな瞳は、塗りつぶせば塗りつぶすほど小さく見えるばかりだった。Why? なぜに……。

どうやら、グラデーションや囲み目ばかりが目を大きく見せるテクニックじゃないらしい……というのがここ数年のメイクの流れ。むしろグラデや囲み目は古い!

そこで出てきた概念が「涙袋メイク」である。

今まで必死にまぶたの上ばかりに色を塗りたくってきたが、実は下まぶたの涙袋こそ、デカ目には重要だったのだ。


・涙袋があるとデカ目に見える

涙袋がぷっくりしていると、目の縦幅が大きく見えてデカ目効果があるうえに、小顔効果まであるという。早く言ってよね……!

だったら、涙袋も偽装しちゃえばいいじゃん! っていうのが「NO MORE RULES」がモットーのケイトである。

そんなわけで作られた「アンダーアイファインダー」は、まるで生まれつきのように自然な涙袋を描く専用のパレット。


オレンジ系とピンク系の2色展開で、私が買ったのはピンク系のほう。

目の下のクマやくすみを隠すコンシーラー、目の下に光を集めるラメ、そして涙袋の影を描くシャドウの3色入り。


どれも自然な発色なのが特徴。涙袋メイクってさじ加減が難しくて、濃い色を使うとクマみたいに見えてしまうもんね……。


・涙袋があるとデカ目に見える

ってことで、私のしじみのような目から、涙袋を発掘するぞ〜! 例のごとく、今回も無加工でメイクしていく〜。

まずは涙袋発掘前。涙袋以外の部分だけメイクしています。


下まぶたに、まずは左端のコンシーラーを塗って余分な影を飛ばしていく。これは涙袋が浮き上がったように見える「ファインダーコンシーラー」なるカラーらしい。


普通のコンシーラーよりも発色は弱めで柔らかい感じ。オレンジがかってるので、クマが消える。下まぶたのクマとかが消えて明るくなったのわかりますかしら?


次に、右端の「血色ニュアンス影パウダー」をブラシにとって、涙袋の影を描く!


こちらも普通のアイシャドウよりも発色は弱め。涙袋の影って濃い色で描くとクマみたいに見えることもあるけどこれなら失敗少なさそう。


で、最後に真ん中の「密着アイグリッター」を下まぶたのふっくら見せたい部分に載せる!


む〜、これまた発色弱め……。自然がウリだもんね。最近のギラギラのラメとは大違いで自然な輝き。


最終的に涙袋を発掘したら、こんな顔になりました。どうでしょう? 


自然すぎて分かりづらいかも……というわけでビフォーアフターを並べてみるとこんな感じ! うむ、自然。たしかに自然。言われないと違いが分からないレベル。

自己満足かもしれないけど、それでもなんか目が自然と大きく見える感じはする。涙袋メイクはおおげさにしすぎると地雷系みたいになるので、こんくらいでいい気がする。


・たしかに効果はある

たしかに自然な涙袋の影を作れる絶妙なアイテムではある。涙袋を描くとデカ目効果があるのも分かる。

しかも、やりすぎてクマみたいに見える一歩手前の絶妙なラインをついてくる自然な発色。しかしこう、ケイトのアイテムにしてはガツンと響いてこないのもたしか。


手持ちのコンシーラーとかアイシャドウでどうにかできそう……という感じも否めないのだ。

おすすめするとしたら、涙袋メイクがどうしても不自然になってしまって苦手な人だろうか。

ちなみに、ケイトは限定品を乱発しまくっていて、売り場を見てもどれが新製品で限定品か分からない。


アイテムが多すぎて什器に置き場が無くなっており、限定品は壁とか棚の脇にぶら下がっていることも多いので「涙袋発掘パレット」も、よく探してみてほしい。


参考リンク:KATE
執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.

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