かつては漫画喫茶や一部のファミレスにしか設置されていなかったドリンクバーも、今ではずいぶんと一般的になった。好きなタイミングで好きなだけ飲めるドリンクバー、普通にいいよね。
さて、最近ではドリンクバーが進化した『大人のドリンクバー』があるという。果たして『大人のドリンクバー』とはどんなものなのか? 実際に確かめてきたのでご報告したい。
・大人のドリンクバーとは
まずこの段階で申し上げてしまうと『大人のドリンクバー』とは「セルフ式のアルコール飲み放題」のこと。アルコールの飲み放題はそこらじゅうで見かけるが “セルフ式” はなかなか斬新である。
その『大人のドリンクバー』を実施しているのは都内に4店舗を構える「やきとり 〇金」で、なんと30分329円で飲み放題を利用できるらしいのだ。
一般的に生ビールは1杯500円くらいすることも珍しくなく、しかも飲み放題で329円は破格。セルフ式であることを考慮しても超リーズナブルなのではなかろうか?
・行ってみた
というわけで、人生初の『大人のドリンクバー』を体験しに「やきとり 〇金」の新宿本店へ。大人のドリンクバー効果なのか、土曜日の夕方にもかかわらずほぼ席は埋まっていた。
さて、軽くシステムを説明しておくと『大人のドリンクバー』を利用できるのは1時間から。つまり最低でも658円はかかる計算だ。そして1時間を経過した後は、30分刻みで329円が発生する。
また嬉しいことに飲み放題のバリエーションがめっちゃ多い! 生ビールを筆頭に、ハイボール・各種サワー・日本酒・梅酒・焼酎……などなど、全70種類以上が用意されていた。
私自身はさほどお酒をたしなまないことはさておき、これだけ種類が多いとテンションが上がる! というわけで、まずは生ビールから注ぎに行ってみると……
なんかいいですねぇ~。
ジョッキをセットしてスイッチを押せば、しっかり泡まで生ビールの出来上がり。アサヒスーパードライの他に、黒ビールがあったことも嬉しいポイントだ。
・よきよき
1杯目をソッコーで飲み干した後は、大好きなハイボールへ。ハイボールの真横には炭酸水が設置されていたため、好みの濃さに調整できることは “薄めハイボーラー” として大変ありがたい。普通に良きである。
またセルフ式であることも大した煩わしさではなく、慣れてしまえば「こんなもん」といった感じ。むしろ注文したのに出てこないドリンクにイライラするよりも、心の平和が保たれる……気がした。
1点だけあるとすれば、アルコールを飲まない方が利用するとやや割高なことくらいだろうか? やはり『大人のドリンクバー』を利用するならアルコールを飲むメンバーで面子を揃えた方が良さそうだ。
なお、オススメだという「宮崎炙り 鶏のゴロ焼き」など、料理もソツがなく美味しかったことを記述しておく。大人のドリンクバー、意外とマジで流行るかもしれない。
というわけで、ブレイク目前(?)の『大人のドリンクバー』についてお知らせした。飲み放題だとついつい飲み過ぎてしまいがちだが、そこは節度を持って『大人のドリンクバー』を楽しんでいただきたい。
・今回訪問した店舗の情報
店名 やきとり 〇金 新宿本店
住所 東京都新宿区新宿3-34-16 池田プラザビル4F
時間 16:00~23:00
定休日 不定休
参考リンク:やきとり 〇金
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.
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