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「生ビール1杯100円」に釣られて、数年ぶりにモンテローザの居酒屋に行ってみた正直な感想 / 4月15日、22日開催

2024年4月15日

漁船のライトにイカが集まってくるように。あるいは街灯の光に蛾が吸い寄せられるように。酒飲みにもついつい反応してしまう宣伝文句がある。「生ビール1杯100円」などは、その最たるものではないか。

白木屋や魚民などの居酒屋チェーンで知られるモンテローザが今月、4日間限定(月曜)で「生ビール1杯100円セール」を実施しているというので反射的に行ってきた。モンテ系列の居酒屋なんていつ以来だろう? なんだか不安だ。

・モンテの神キャンペーン

対象となっているのは白木屋、魚民、目利きの銀次、山内農場など、全国のモンテローザ店舗。この記事を書いている時点ですでに2回実施されており、残るは本日4月15日と来週4月22日。どちらも月曜日だ。

モンテローザアプリの会員、または実施店舗のLINEアカウントを友だち登録すると届くクーポンの提示で、『キリン一番搾り(生)中ジョッキ』が15時から閉店時間までの間、何杯飲んでも1杯税込100円になる。やっす!


というワケで時刻は15時すぎ──。



・数年ぶりのモンテ

ちょうどこの日、有給を取っていた美容院帰りの妻も引き連れ、最寄りのモンテ系列店「目利きの銀次」にやって来た。

髪を切ったばかりの女性をカフェではなく、モンテ系居酒屋に誘うことに何の抵抗もなかったと言えば嘘になるが、「若い頃を思い出す」と妻もノリノリである。

靴を脱いでロッカーに入れ、あの巨大な鉄製のカギをポケットにしまう。掘りごたつ式の個室なんてずいぶん久しぶりだ。時間的に店内はガラガラで、他に誰もいないんじゃないかという勢い。まさかのモンテ貸し切り状態であるが……


ともかくまずは乾杯!

・100円で買える幸せ

いやぁ……なんでビールって飽きないのかね? どんな好物でも毎日食べてたら飽きると思うのだけど、ビールだけは毎日飲んでも、なぜか毎日しっかりとウマい。人体の不思議である。



さて、このセールには非常にチェーン居酒屋っぽいルールがあって、一人につき税込330円以上の料理を2品以上注文する必要があるそうだ。モンテだなぁ。

せっかく卓上コンロがあるので、『いかの漬け焼』(税込603円)を頼んで自分で焼くことにした。


一緒に『まぐろたたきユッケ』(税込548円)も注文。


絶品ってほどではないが、あると嬉しい居酒屋メシって感じでなかなか良い。そこへすかさず生ビール(2杯目)を補充。


聞いて驚け、これでまだ200円である。夢の中かよ。その後も絶え間なくビールを頼み続け、最終的に私が5杯で妻が4杯。合計9杯頼むことに成功した。

1時間ほどの滞在だったが、さーて今日のお会計は? タッチパネルを操作したところ……


え!?


8532円だと……?

・ガチで二度見

バ、バカな……! たかが1時間で8000円超え……? これでは目利きの銀次というよりスリの銀次である。俺はももたろ社長じゃねぇぞォォォオオオ!!

と思ったら、これは割引前の値段で、生ビールがまだ100円になっていなかった。正しい合計金額はこちら。


税込4203円である。2人でビール9杯、料理4品を頼んだことを考えるとかなり安いのではないか。



ただ、やはり気になるのがチャージ料で、1人につき473円も取られているのだ。お通し込みとは言ってもその内容は微妙。この割高な(割高と感じさせる)チャージ料こそモンテローザ最大の欠点であり、私がモンテと疎遠になってしまった理由かもしれない。


大学生の頃は、友人と飲むと言ったらモンテのような居酒屋チェーンばかりだったが、ぶっちゃけ今のモンテはまあまあの高額店である。当時のような感覚ではもう利用できないだろう。だからこそ今回のキャンペーンは貴重だ。

今週と来週の月曜限定なので、興味を持った人はこの機会にぜひ!

参考リンク:モンテローザPR TIMES
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
ScreenShot:LINE(iOS)

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