嘘だろ……これ全国区じゃなかったのか……!?
小学生から中学生時代、学校給食で食べていたメニューに「のりずあえ」というものがある。
地域の特産品を使っているわけでもないし、郷土料理として取り上げられているわけでもないからてっきり一般的に食べられているものだと思っていたのだが……。
どうやらこのメニューが浸透しているのは、新潟県をはじめとした一部の地域だけらしい。
簡単に作れる上にめちゃくちゃおいしいから、是非とも皆さんに知ってもらいたい……! ということで本記事では、そんな のりずあえの作り方をご紹介していくぞ。
・茹でてあえるだけ
それではさっそく作り方を説明しよう。
【材料】(2人分)
・ほうれん草 1束
・もやし 1袋
・ツナ缶 1缶
・焼き海苔 1枚
・しろごま 適量
・醤油 大さじ1
・酢 大さじ1
【作り方】
まずは鍋に水を入れ、もやしを茹でる。
その間にほうれん草をひと口サイズに切り、こちらも鍋に入れて茹でる。
もやしに火が通ったら、冷水に浸して……
よく水を切ってからボウルに入れる。
焼き海苔、しろごま、醤油、酢をボウルに入れて……
よく混ぜ合わせたら完成!
要は切って茹でて混ぜ合わせればOK! 難しい調味料も一切使わない、自宅でも簡単に作れる副菜だ。
味は酢が入っているだけあって全体的に酸っぱめ。しかしそこに海苔やごまの風味が加わることで、ただ酸っぱいだけではなく様々な風味を一度に味わえるようになっている。
たっぷりのもやしとほうれん草を使っている上にツナまで入っているので、食べ応えも抜群だ。
小学生の頃は副菜にそれほど心を惹かれることはなかったけれど、「のりずあえ」と献立に書いてあるとちょっと嬉しかった覚えがある。小さなお子様でも食べやすい味なのではないだろうか。
・お手軽副菜
──以上、のりずあえの作り方でした。
どこにでもありそうな和え物なのに、ほうれん草のおひたしとかナムルみたいにメジャーじゃないらしいと知った時は本当に衝撃だったな……
材料もどこでも手に入るものばかりで手軽に作れるので、気になった方は是非1度試してみてはいかがだろうか。
ご当地の食べ物と言うとどうしても郷土料理やB級グルメなどに目が行きがちだけど、学校給食の献立にも意外と地域限定の料理が隠されていそうだな。
ネットで検索すると様々な自治体が学校給食のレシピを公開しているので、目を通してみると意外な発見があるかもしれない。
執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.