ロケットニュース24

「治一郎」の青いバウムに「ななや」の青いアイス!? 『駿河湾フェリー』に乗船した人のみ購入できる激レア静岡土産とは…!?

2024年3月22日

静岡県下に広がる「駿河湾」をみなさんはご存知だろうか。静岡県のキンギョみたいなフォルムを形作っている、日本一の深さを誇る湾である。

その海面を運行し、清水港と西伊豆を結んでいるのが「駿河湾フェリー」という連絡船だ。

静岡県民であってもなかなか乗る機会が無い船なのだが、先日どうしても手に入れたいものがあったので久しぶりに乗船してみることに。

というのも、フェリーに乗船した人のみ購入できるお土産の特別感がスゴイのだ! これぞまさに知る人ぞ知る激レア静岡土産なのでは……!?


・駿河湾と富士山を一望できる「駿河湾フェリー」

駿河湾フェリーは、静岡県中部の清水港と伊豆西部の土肥港を結ぶ大型の連絡船だ。

車だと1時間50分ほどかかる道のりを、ショートカットの75分で移動できることが駿河湾フェリーの大きな強み。しかも車ごと載せることができるので、なるべく楽に西伊豆方面へ行きたい人にとっては便利な交通手段となっている。


普通の連絡船なので船内に娯楽施設があるわけではないのだが、客席の横にはお土産が並ぶちょっとした売店が。

乗船時間が短めのためかあまり物色している人は居なかったが、駿河湾フェリーに乗ったら売店チェックはマストである。というか、売店を見るためにフェリーに乗るべきまであるな。なぜなら……



地上では買えない激レア土産が売っているから……!!


しかも、どちらも普通の限定品ではない。静岡の有名企業とコラボしたここでしか買えない特別仕様の商品なのだ……!



こちらの『駿河湾ジェラート(400円)』は、東京・青山にも店を構える日本茶専門店『ななや』とのコラボ商品。

ななやというと「世界一濃い抹茶ジェラート」で有名だが、「駿河湾ジェラート」は抹茶色ではなく海の色。この深海のような綺麗な青色は、バタフライピーの粉末で色付けされているんだって。

さすが「ななや」だけあって、ジェラートの完成度がとても高い……! 濃厚でありつつも「塩ミルク味」なので後味はさっぱり。

見た目が青いからなのか、ミルク味なのがなんだか不思議な感じだな。乗船日は生憎の雨模様だったが、晴れている日にデッキに出て海を見ながら食べるとめちゃくちゃエモそう〜!



もう1つの限定品は、バウムクーヘンでお馴染み「治一郎」の製造元「ヤタローグループ」とコラボした『223ばうむ(1080円)』。

「223」の読み方は「にーにーさん」ではなく「ふじさん」。航路が県道223号に制定され、船上から富士山が綺麗に見える駿河湾フェリーにおいて、これほどピッタリなお土産はないよね!

バウムクーヘンの上には、バタフライピー由来の青紫色ジュレがコーティングされている。ジュレ部分には酸味があるので、バウムクーヘンの甘さをちょうど良い感じに引き立てている。

もちろん治一郎特有のしっとり感は健在だ。バタフライピーのジュレがアクセントになっていて、むしろ普段売ってるバウムより好みかもしれないぞ……!


こういうローカルなお土産って当たり外れがあったりするけど、紹介した2つは製造元が「ななや」と「ヤタロー」なので間違いないおいしさ。

こんな美味しいものが乗船しないと買えないなんてなんだかもったいないが、プラスに考えれば知る人ぞ知る究極の静岡土産とも言えるんじゃないだろうか……!?

両ブランドとも全国的に有名だけど、こういったコラボ商品が存在していることはおそらくほとんどの人が知らない。地元民も驚くような「特別な静岡土産」を探している人は、思い切って乗船も視野に入れてみてはいかがだろう。


参考リンク:駿河湾フェリー
執筆:まろ
Photo:RocketNews24.

▼3月26〜28日限定で、「駿河湾フェリー」の運賃半額キャンペーンが実施されるらしい……! 「砂金採り」が楽しめる観光施設「土肥金山」の入場料もその期間は半額になるらしいので、ぜひセットで楽しんで!

▼時刻表と料金はこちら

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