気づいたら日経平均株価が暴落していた。読売新聞によると、本日2024年3月11日なんて一時1100円以上の下落をしたというではないか。ジゴスパーク。
今朝のトレンドには「ストップ安」が入る阿鼻叫喚。つい最近までのバブル超えワッショイな空気どこいったァァァアアア!?
・そう言えば
そんな時ふと思い出した。「そう言えばバブル超え時に空売りしたなあ」と。記事を見たところ、それは2月26日のことだったようだ。アイキャッチの浮かれ顔が遠い過去のようだが、まだ2週間前の話であったか。
空売りとは、持ってない株を先に売れるシステムで、簡単に言うと借金。要は高い時に空売りして下がった時に精算したら儲かるという普通の株取引と逆の売買方法だ。
ちなみに、私が空売りしたのは、半導体の材料であるシリコンウェーハで世界2強の一角と言われているSUMCOの株で、数は100株。
・いくら儲かったか
やり方などの詳細は以前の記事を参照していただければと思うが、SUMCOの株価は当時、右肩にちっちゃいジープ乗ってんのかってくらいの右肩上がりだったので期待が持てる。さて、いくら儲かっているのか? SUMCOの株価を見てみたところ……
暴落している!
3月11日午前の取引が終わった時点の株価、2401円!!
評価損益額はいくらだ!? 信用取引の損益が見られる建玉一覧を開いてみたところ、ななな、なんと……!
+45円。
そう、私が購入した後、SUMCOは一回右肩ジープからさらに突き抜けて、右肩ジャミラくらいいっちゃってるのである。今回の下げはそれが戻ってきた程度に過ぎなかった。
ちなみに、私は信用売り分以外に普通にSUMCOを100株持っているのだが、右肩ジャミラの時に売っとけばよかったと思っている。落ちても儲かるという気持ちから、もうちょっと上がるかもなあと欲が出てしまったのだ。
・日経平均騒動
結果、この1週間分くらいの上げが吹き飛んで、空売りでも儲からないという状態になった。株を売るタイミングって本当に難しい。
ここから全体が下降トレンドに入るかは分からないが、戻すなら他の株引き連れて戻して欲しいものである。なにせ、バブル超えワッショイの時も、私が持ってる株はそんなに上がってない。暴落した今日もSUMCO以外特に大きく落ちてない。
テレビで渋谷ハロウィンを見てるような気分になるここ最近の日経平均の騒動。景気良いっていうのはこういうことじゃない気がするなー。
参考リンク:読売新聞
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.