ロケットニュース24

【防災】無印の防災セット「いつものもしも」が大幅に値下げしている!! 中身は果たして変わっているのか?

2024年3月8日

各地で地震が頻発しており、いつどこで大きな地震がやってくるか全く分からない状況が続いている。

日本は地震大国……。防災用品を用意しておかねばと思いつつ、場所を取るし、日々の出費に追われて揃えられていない人も多いと思う。

数年前から無印良品が「いつものもしも」というシリーズの防災セットを発売しているのだが……久しぶりに見たら価格改定でめっちゃ安くなっているではないか!

・過去にも紹介しているけど…

無印良品の防災セットは2種類


・いつものもしも 備えるセット(3490円)


・いつものもしも 持ち出しセット (2490円)

備えるセットは家や会社に置いておく用で、持ち出しセットは避難所などに行く際に持ち出せるセット……という位置づけだと思う。どちらもすごくコンパクトだけど、中身は沢山入っているのが特徴。

ちなみに、この防災セットは過去にもロケットニュースの記事で紹介しており、2023年5月の時点で「備えるセット」は5490円、2021年9月時点で「持ち出しセット」は3990円となっていた。



・値下げ幅すごくない?

無印良品は定期的に価格見直しを行っていて、このご時世に値下げをしてくれるありがたい企業のひとつである。

だがしかし、


・いつものもしも 備えるセット 5490円 → 3490円 (2000円引き)

・いつものもしも 持ち出しセット 3990円 → 2490円 (1500円引き)


の値引き幅はさすがにすごすぎるだろう。夢グループもビックリの値下げっぷりである。たしかに過去記事であひるねこ記者は「正直、これで5490円か……と思わないこともない」と書いていた。

その消費者の正直な声が無印に届いたのかは分からないが、1000円以上の値下げとは。防災セットは安い方が嬉しいに決まっているのだが、なんとなく不安な気持ちにもなる。人間の心は不思議なものである。



・中身は変わってへんのかえ!?

私のような疑り深い人間は「値下げで中身減ってるんちゃいまっか!?」などと思ってしまうので、過去記事と比較しつつ中身をチェックしてみた。


・いつものもしも 備えるセット(3490円)

・袖口が長い軍手
・非常用トイレセット(吸水シート15枚 / 汚物袋5枚)
・キャンドルミニ(12個セット)
・パイル織りロングタオル
・ポーチとしても使えるサコッシュ
・コンパクトヘッドライト
・エマージェンシーシート
・大判ボディシート
・耳栓(ケース付き)
・EVAケース ファスナー付き
・除菌シート(12枚入り)
・いつものもしもハンカチ
・不織布マスク(Lサイズ5枚入り)
・携帯用絆創膏(10枚入り)
・家族で決めておく連絡のルール


・いつものもしも 持ち出しセット(2490円)

・ポーチとしても使えるサコッシュ
・コンパクトヘッドライト
・エマージェンシーシート
・大判ボディシート
・耳栓(ケース付き)
・EVAケース ファスナー付き
・除菌シート(12枚入り)
・いつものもしもハンカチ
・不織布マスク(Lサイズ5枚入り)
・携帯用絆創膏(10枚入り)
・家族で決めておく連絡のルール


なんと、入っているものは以前とまったく変わっていないではないか!

無印、すごい、中身を変えずに本当に値下げしたんだな……。



・事前に中身のチェックを

こういったものは買ったら買いっぱなしで何が入ってるかチェックもしない……ってこともあると思う。


ちなみに、確認しておいてよかった……と思ったのはヘッドライトの電池


電池も付属しているのだが、電池入れはコインなどがないと開けられない仕様。


真っ暗な中で電池を入れ替えるのは至難の業なので、事前に電池を入れてすぐ使えるようにしたほうが良さそう。


そして、家族で決めておく連絡ルールも事前に記入しておくようにしたい。


この防災セットさえあれば完璧……ってわけでもなくて、ご飯や水などは入ってないし、ろうそくに火を灯すライターなども入っていない。

一度中身を出して、必要なものはプラスしたり、使いやすいものに入れ替えておくといいと思う。

備えあれば憂いなし。お手頃価格になった今こそ、購入しておくといいかもしれない。


参考リンク:無印良品
執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.

▼ちなみに、備えるセット(3490円)と持ち出しセット(2490円)の違いは「軍手」「非常用トイレセット」「キャンドル」「タオル」が入っているかいないか。

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