新宿マルイアネックスの1階に「逢うふるさとチョイス」なるお店がある。ふるさと納税サイト『ふるさとチョイス』が運営しているショップで、楽しみながら地域の魅力を知ることができるのが特徴だ。
同店で見つけたのが、地域の自慢の逸品が入った「ご当地HAPPY BAG(1800円)」。つまり、ふるさとチョイス版福袋ってこと。値段も手頃だし、気楽に地域の魅力と出会えるのはいいかもしれない。1袋買ってみた。
・ふるさとチョイスのHAPPY BAG
ふるさとチョイスがチョイスした地域の逸品が入っているなら、ハズレはあり得ないだろう。自分の好みのものが入っているかどうかはさておき、地域を代表する良いものだけが選出されたはずだ。
そんなわけで、さっそく中身を確認してみたい。ご当地HAPPY BOXの中に入っていたのは……
小国町産 短角牛いも煮
元祖森名物 いかめし
牛のサブレ
ミニトマトジュース
──以上である。
山形の芋煮、北海道のいかめし、相模原のミニトマトジュース、そして思いっきり割れている牛のサブレの4点。やはり気になるのは、謎のサブレだろう。裏面を確認してみると……
「骨折さぶれ」という商品だそうだ。
北海道浜中町の名物らしく、テレビや雑誌にも取り上げられるほど人気があるという。製造中に割れてしまった “訳ありサブレ” を安く販売しているのだとか。お得感があって良い。
ただ、骨折のレベルを超えて真っ二つである。ちなみに牛柄の部分はブラックココア味。もちろん割れていてもサクサク美味しい。北海道の味に癒されました。
・思い出の味
せっかくなので、もう1品食べておこう。個人的に懐かしいのは、いかめし。青春18切符で東京駅から東北・北海道を目指した際に、本場のいかめしを食べたものだ。乗客みんながいかめしを食べたせいで、車内が異常にイカ臭くなったことを覚えている。
調理方法は簡単で、レンジで2〜3分加熱するだけ。チンと鳴った瞬間、編集部内がイカのニオイに包まれて少し気まずくなった。しかし、この香りこそがいかめし。爽やかな海景色を思い出す。
柔らかいイカにタレが染みていて、甘辛いイカともち米が最高にうまい。完全に駅弁そのままの味。できたてのビジュアルには敵わないが、味と香りは大満足。また物産展等で見つけたら買おうと思った。
・安定感抜群の中身
ふるさとチョイスのHAPPY BAGには、たしかに地域の自慢の逸品が入っていた。中身の安定感は間違いないと思うので、機会があれば手に取ってみてほしい。
ちなみにお店では、ふるさと納税についても案内してもらえるらしいぞ。興味があればそちらもぜひ。それではまた!
参考リンク:逢うふるさとチョイス
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.